捨てられる土地と家

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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863102040

作品紹介・あらすじ

次々と捨てられる土地・家の実態と処方箋

全国で空き地・空き家が急増し、登記簿などの情報を見て直ちに所有者に辿り着くことが難しい所有者不明の物件が増えています。所有者不明の土地にいたっては合計すると830㎢という、九州の面積を超える広さに。これまで価値があるとされてきた不動産ですが、マイナス価値の「負動産」と化しているのが現状です。

本書は、その実情──空き家や空き地の実態と発生理由──から、現状講じられている対策と一部ビジネスとして立ち上がっている事例、根本的な対策としてのまちづくり問題、空き家や所有権に関わる新たなルールの提案まで、実態と対処法をわかりやすく描いた1冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 「土地や家を所有する場合は、所有した後のことを見越して価値が残る立地や仕組みなのかということや、所得後の道筋なども見据える必要がある」ことを学んだ。これは土地や家だけでなく、モノを増やすという行為の過程で非常に大事なことだと思う。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/506739

  • 現状の説明だけでなく、具体的な提言が多くありいろいろ気付かされた。

  • 全国的に増えている空き家・空き土地問題についての現状と対策について書かれた本。
    千葉県佐倉市ユーカリが丘で取り組まれている「エリアマネジメント」はなるほどと思った。
    また、沖縄県南城市の久高島では、土地が村落のものという「総有制」がとられているという。個人所有ではなく村の総有とすることで耕作放棄や所有者不明という問題が生じない。

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著者プロフィール

富士通総研経済研究所上席主任研究員

「2016年 『空き家対策の実務』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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