征夷大将軍になり損ねた男たちートップの座を逃した人物に学ぶ教訓の日本史

著者 :
制作 : 二木謙一 
  • ウェッジ
2.29
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 35
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863102224

作品紹介・あらすじ

天正10年6月、「本能寺の変」勃発!明智光秀は将軍宣下を受けていた!?2020年度NHK大河ドラマ「麒麟がくる」関連本。
人望、血統、派閥、讒言、不運、誤算…組織に生きる現代人にも役立つ歴史の教訓。武家の最高位「征夷大将軍」の座を逃した歴史人物に学ぶ大河ドラマ時代考証で有名な著者による異色の人物日本史。
「将軍職をちらつかされ親の仇を間違えた頼家の遺児・公暁」「将軍職に就く二度のチャンスを逃した鎌倉公方・足利持氏」「足利氏の養子となり関白ではなく将軍になりたかった豊臣秀吉」「将軍吉宗に盾突く本物の”暴れん坊”だった尾張宗春」「将軍になれなかった恨みから田沼刺殺を狙った松平定信」など。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ずっと読みたいと思っていてもようやく読んだ結果、少しがっかり。勝手に、望めば手に入れられるであろう信長・秀吉がなぜ征夷大将軍にならなかったのかの深堀を期待したが、勝手な期待だけに期待外れ。

    その他のほとんどは肉薄すらしていないように見える方々の記述ばかりで、正直興味薄。

    ただし、それだけに今まで入りもしなった武将の情報を得たともいえる。

    教訓も、トップに立つべきでない人はトップを狙ってはいけない、というよくあるとおりの教訓。大切なことだとは思う。

  • 20210131読了

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

二木謙一

一九四〇年東京生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は有職故実・日本中世史。國學院大學教授・文学部長、豊島岡女子学園中学高等学校長・理事長を歴任。現在、國學院大學名誉教授。八五年『中世武家儀礼の研究』でサントリー学芸賞を受賞。NHK大河ドラマの風俗・時代考証は「花の乱」から「軍師官兵衛」まで一四作品を担当。主な著書に『徳川家康』『中世武家の作法』『武家儀礼格式の研究』『時代劇と風俗考証』『戦国武将に学ぶ究極のマネジメント』など。

「2021年 『関ケ原合戦 戦国のいちばん長い日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

二木謙一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×