君たちはどの主義で生きるか ~バカバカしい例え話でめぐる世の中の主義・思想~

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863102774

作品紹介・あらすじ

『インドなんて二度と行くか!ボケ!!…でもまた行きたいかも』、『感じる科学』etc.のさくら剛4年ぶりの最新作!相対主義、功利主義、社会主義、資本主義、民主主義、ポピュリズム、経験主義、オカルティズム、テロリズム、構造主義、実存主義…。哲学から心理学、政治・経済まで!世の中の「〇〇主義」が、バカバカしい例え話でよくわかる本です。(例)◎相対主義―新選組も女子中学生レスラーも陽気なインド人も……、人間は万物の尺度である?◎社会主義―過酷な競争で苦しむAKB48に社会主義を適用してみたらどうなる?◎資本主義―ショッカーが『打倒・仮面ライダー』の悲願を果たすためには?◎構造主義―リンクくんは「ゼルダの伝説」の世界(構造)から抜け出せない? ◎実存主義―アルカトラズの囚人を襲った、刑務所より恐ろしい「自由の刑」とは?      などなど――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――人生というダンジョンに地図もなく放り出された私たちは、これからどう生きるべきか?そんな疑問に対して、かすかな光を灯してくれるのが「主義・思想」です。この世には、過去の哲学者・思想家によって確立されたいくつもの主義・思想が存在します。世界の賢人たちは、2000年以上も前から、理想の生き方や社会の作り方について考え、築き上げてきたのです。 そこで本書では、世の中の主義・思想を22章にわたって紹介しています。色眼鏡をかければ景色が違って見えるように、主義・思想を知れば世界も変わって見えるはず!自分にはどの主義が合っているのか? それぞれの最適解を探しながら、この先を読み進めていただければと思います。♦こんな方にオススメ・そもそも哲学者って何を考えてるの?・よく聞くけど「資本主義」とか「社会主義」って何ですか?・哲学や思想について学びたい(でもムズかしそう)。・どんどん話が脱線する学校の授業が好きだった。 etc。♦担当編集者からのコメント脱線話ばかりなのに、なぜか考えさせられる本に仕上がりました。こんなに読みやすい(バカバカしい)哲学書ははじめてです!※内容は予告なく変更となる可能性がございます

感想・レビュー・書評

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  • #君たちはどの主義で生きるか
    #さくら剛
    23/12/26出版
    https://amzn.to/48txIEI

    ●なぜ気になったか
    本書の出版で、世の中に〇〇主義っていっぱいあるんだ、と気づかされた。いろいろな主義をユニークな例え話で説明してくれているので、主義を楽しく学べそう

    ●読了感想
    面白かった。いろんな主義をよくもまぁこんな笑わせてもらえる例え話で説明できるもんだ、と感心した。ただ若者、知らない事例もあり面白さ半減かも。別の作品も読んでみたくなった

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読書
    #本好き

  • さまざまな思想や主義を捉える「入門書の入門書」としては、すごく良いと思います。

    ざっくり理解したい人、だけでなくざっくり説明したい人にも良いです。


    本著の太字の部分はそんなに重要ではない、というか全くくだらない箇所になってる違和感もある意味で楽しい。

  • 大好きな作家さんです。
    専門分野の方が扱う文章をある意味で否定し、興味を持ったその分野に疎い読書に寄り添うように優しく構成し、クスリと笑わせて理解を深めてくれます。
    さくらさんが配信しているネットラジオで彼の人となりを理解していると何倍も楽しめます。
    さくら剛さんの作品は全て新刊でいち早く読む人生と決めています。

  • 読みやすく面白かった。
    民主主義に関する記載は、普段なんとなく思ってたことを文字にしてくれてて、たしかに、となった。

  • 2024.03.27 ただただ、読み物として面白い。しかも実は奥が深い。とても楽しませていただきました。

  • 乱文で読みづらい。

  • 著者の自虐気味なユーモアを交えて主義、思想がわかりやすく学べる一冊。
    余談は多くても面白いからすらすら読めてしまう。

  • さくら剛さんの久々の新刊です。
    道徳、組織、認識、幸福の4つの章で、どのような考え方があるのかを、わかりやすく解説している本です。それぞれの主義について、かなりかみ砕いた解説がされていて、わかりやすかったです。最後の幸福の章だけは、先人たちがどう考えたかよりも、著者自身の考えが前面に出すぎていて、少し物足りませんでした。

  • 道徳:ベンサム・快楽計算 強度・確実性・遠近性・多産性・純粋性・適用範囲 カント・実践理性 利己主義→社会発展 人生体験ゲーム 組織:アキバvsアクビ48 資本主義地球 過激な方がリバタリアン・弱肉強食 素人の投票でプロを選ぶ 誰に政治を任せるかを決める 一定以上の政治的な常識 認識:生得観念 存在=知覚 再魔術化 恐怖説得 自分vs相手の正義 言語の構造・スカイライン 女性の交換 幸福:公表効果 防衛的悲観主義 快楽は常に苦痛とセット 記号消費→資本主義崩壊せず 奴隷の道徳 実存は本質に先立つ 自由の刑

  • 発売日に書店で購入。楽しい時間はあっという間。読み終わっちゃって悲しい。この本を読むまで「ネオリベラリズム」と「リバタリアニズム」を混同していました。リバタリアニズムほんとに苦手で、受け入れられなさすぎて興味が湧いてきたので他の本を買って読んでみます。あーやだやだ自己責任。

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著者プロフィール

1976年静岡県浜松市生まれ。中程度の引きこもり。ニートの現状を憂い一念発起して旅に出かけ、帰国後Webサイトで各方面の旅行記を発表。常識に囚われない独特の書き方が話題を呼び、トータル50万ヒットを超える人気サイトとなる。著書に「中国初恋」(幻冬舎)、「三国志男」(サンクチュアリ・パブリッシング)がある。

「2009年 『インドなんて二度と行くか!ボケ!! …でもまた行きたいかも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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