オカルトゼネコン富田林組

著者 :
  • 産業編集センター
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863110380

感想・レビュー・書評

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  • 5流大学を卒業後、奇跡的に大手ゼネコンに就職できた田中は、
    期待に胸を膨らませて入社式に臨んだが、連れて行かれた部署は
    地下一階にある「調査部」というなんだか胡散臭そうなところだった。
    奈良の大仏のような部長をはじめ、怪しげな人物ばかりが所属しており、
    唯一の望みは超絶美人の柳原麗美の存在だったが、
    彼女もやはりクセモノであった。

    新人歓迎会の席で命を落としそうになった田中だったが、
    一度この会社に入ったら、抜け出すことは不可能なようだった。
    新人田中に降り注ぐ理不尽な出来事の数々が、
    パロディとともに繰り広げられていく。

    面白いといえば面白いんだけどね・・・。

  • バカだ、バカだと言われ続けてきたオレが、この不況の中、奇跡的に大手ゼネコンに就職が決まった!バラ色の生活が待っていると思いきや、配属先はとんでもないところだった。壊れた上司からの指令は絶対。なぜか悪霊退治するはめに。人間大砲って、冗談だよね。どうかオレをこの会社からリストラしてください…。抱腹絶倒のリーマン・ショック小説。
    こういうおバカな小説、けっこう好きです。

  • ギャグ漫画のノベライズのような展開でした。
    こんなゼネコンに就職したくないです(笑)

  • もう笑うしかないがそこに少し真面目な話と哀しい話を織りまぜて、吉本新喜劇みたいな小説でした。

  • お馬鹿な田中が滅茶苦茶な会社に入社した話。
    さくさく読めた。
    部内の皆は実は思いやりのある人達である事を祈る・・・。
    第二段としてまたトンでもない仕事話を期待します。

  • 新社会人の田中が就職したのは、とんでもない会社だった…。大仏・軍曹・ホスト・オタク…などなどの変な連中に引きづりまわされて、業務に励む。どんでもない事が、とんでもない事になり、とんでもない結末に。また、アホな本を読んでしまった。楽しい。

  • 笑える。

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