ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せ に暮らす方法55

制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863133174

作品紹介・あらすじ

どんな犬の問題でもたちまち解決するドッグトレーナーのシーザー・ミラン。子どものころから犬と暮らし、世界中の人から信頼を寄せられるその技術を教えます。犬とはどんな生物なのか。人間はどのように接するべきか。問題犬にしないために、あなたが群れのリーダーとしてなすべきことは。あなたの生活にあった犬の選び方、人生の転機での犬のケアなど。犬と幸せに暮らすための、あらゆるアドバイスが詰まった1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 犬のしつけにはいろんな流派があるけど、わたしはこの人の思想がいちばん現実的だとおもう。

    犬を擬人化して育てるのは、犬の立場に立ってない。
    自分がオオカミのロジックで動き、オオカミ社会の文脈で犬に接する。そしてリーダーシップを、威厳を示し、犬に従う理由と安心感を与える。

    これに尽きると思う。

  • この本を読んでいる間に、「飼い主ががリーダーになるトレーニングではなく、飼い犬の伴走者としてのトレーニングを」という、シーザーの理論の反対を行くような著書も読んだ。犬のトレーニングには様々な自論が展開され、多くの書籍が発行されている。大衆はいつの時代もカリスマを求めており、シーザーはその魅力を充分に備えた人物だ。それを差し引いて読んだとしても、やはり彼の説は聴いて実践する価値のある、説得力のあるものだ。全てを実践するわけではないが、これからの愛犬との生活の参考書にまず挙げたい一冊。

  • 犬を飼いたいと思い始めて、読みました。
    習性が論理的に説明されていて、すごく勉強になり、メモを取る。これ、猫バージョンもあったらいいのに〜
    ところどころ、国の違いから来る文化の違いはあったけど、それは致し方なし。
    犬は小さな人間ではない、というところ。胸に刻んでおきたい。

  • 夫がシーザーミランの信者です(笑)。
    お陰で、先代犬も今のワンコもとってもいい子。(親バカすいません)

    ・・・なんですが、今のワンコ(現在2歳)が例えば登山の際、遅れ気味の私に寄り添い、夫が「おいで」と声を掛けても無視、など時々夫の命令を聞かず、私を守るような行動をとるので「もっと毅然とした態度を取らねば」と思い立ちシーザーの本を再読。
    (本当は「あなたの犬は幸せですか」という本が一番分かりやすくてよいのですけど、本書の記憶があまりなかったので今回はこちらの本を読んでみました。)

    本書を読んであらためて思ったことは、ワンコと接するときはマインドフルネスの精神でいなきゃな、ということ。
    私は毎朝自転車引きでお散歩に行っているのですが、その際アレコレ考えに耽り心ここにあらずの精神状態のことが多いかも、と反省しました。
    リードを引っ張らないからといって、完全なリーダーと認めているわけではないんだなと気が付きました。
    心配かけてばかりだと、早死にさせてしまう・・・

    お散歩中のコミュニケーションがどんな時でもリーダーだと思わせる一番いい機会だと思うので、「リーダーとしての態度」「理想の精神状態」を意識しながらお散歩頑張ろうっと。
    もちろん、運動・しつけ・愛情、の順番を守ることも忘れてません!

  • テレビシリーズが面白かったので、本も期待して読んだのだけど…読み物としてはそんなに楽しめなかった。。
    いや、かなりボリュームがある本だし、読者が期待する内容は書かれているのだけど。

  • 文句なしの教科書。
    基本。
    世界が認めたトレーナー。

    但し、日本犬は西洋犬のように、人間の都合のよいように改質されていない。人為的に形質を交配し続けてきた西洋犬に比べ、先天的異常はすくない。

    特に柴犬は狼から分岐直後に遺伝子的に近く野性が強い。しつけは、西洋犬のようにはいかない。この点において、シーザーミランの理論だけでは足りないと思う。

    日本犬は、太古から、人と寝泊まりし、家族であった。実際に飼うと、どちらがボスとか、順位、順列だけではしつけられない。

    シーザーミランはアメリカのカリスマ。
    日本にも信者はいる。

    しかし、日本人のトレーナーでは、シーザーミランとはことなりしつけを説く方も居られる。



  • 【目的】犬の問題行動の改善のヒントを得るため

    犬はエネルギーに敏感な動物だ、という主張を読んでいて、確かに犬は「気がわかる」生き物だと捉え直すと腑に落ちる感じがあった。一方、犬との棲み分け、境界をどれほど明確にするかはそれぞれの犬と家庭次第だと思う。
    本書を読んでいるとだいたいの問題行動への対策はまず「散歩量を増やすこと」で、その上でどれだけ行動が改善されるかで次の対応を考えた方がよさそう。

  • パックリーダーになる。
    運動、しつけ、愛情の順番で。
    ルール、境界、制限で、犬をコントロール。
    我が家のチワワ、たけちよに、実践してきたことが、そのまま、書かれていて、二度納得。

  • 2019年秋現在、毎週土曜7:00~9:00、ナショジオであっているシーザーのカリスマドッグトレーナー。
    いろいろ時間帯が移っても、そのたびに探してみています。
    いつか、犬をまた飼いたいのもあって、本の存在を知り、図書館で予約!
    なるほど。勉強になりましたが、まったく関係ないところで、妙に助けられたり。
    犬、飼いたいなぁ。

  • 前回読んだ「あなたの犬は幸せですか?」とトーンは同じ。もともと散歩にはコマ目に連れて行くほうだけれど、そんなに犬にとって運動が大事だったとは、思っていなかった。

    リードの使い方、飼い主の毅然とした態度、初めてあった犬に対して「触らず、話しかけず、目を見ない」というのも実際にやってみるとなるほど!と思う部分が多かったです。

    以前に飼っていたヨークシャテリアは、たまたまなのか、問題行動が少なく、超小型犬というのもあり、そう困ることもなかったけれど、2018年11月にやってきた、ミニチュア・シュナウザーは、中型犬ということもあって、ささいなことでも結構大事になる。革靴何足も駄目にしたりとか…。

    この仔はむちゃくちゃ運動量が必要だということもよくわかり、すごく参考になりました。

    実際に犬を飼い始める前に読むと本当はいい本だと思います。

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