ホントにある!!世界のビックリ空港探訪記

  • イカロス出版
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本棚登録 : 58
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863203594

感想・レビュー・書評

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  • 『#世界のビックリ空港探訪記』

    ほぼ日書評 Day468

    面白かった! 読んでタメになることがあるかというと、そういう類ではないのだが、肩肘張らずに楽しめる娯楽としては素晴らしい。
    自身がパイロットでもある著者の手になる写真も豊富で、このご時世、ちょっとした旅行をした気分も味わえる。

    それにしても、信じられない立地や構造の空港の数々。滑走路の向こうは聳え立つ崖(通常、滑走路は風向きによって使う方向を選べるが、ここは片側が崖なので、一方通行)だったり、夏は水上飛行機、冬はスキーを付けて湖上に離着陸するのは地下資源探査に必要な物資を届けるためだったり、はたまた極限まで滑走路を短くするために12度もの角度をつけていたり(スキーの初心者だとちょっと腰が引ける程度の角度だ)と、実にユニーク。

    この著者の本、何冊かあるようなので、時折息抜きに手にしてみたい。

    https://amzn.to/3yle8YP

  • 目的、立地、滑走路まで、世界には予想を超えた空港がある。行くことはかなわなそうだが、、

  • 借りた
    県立図書館

  • 回送先:町田市立図書館BMそよかぜ号(さるびあ所属)

    本書をはじめとする交通系のムック本には時折、知っている自分を誇らせるために知らぬ他者を貶めるような書き方をするという自己顕示がありありと見えて評者はウンザリすることがあるのだが、本書にはそうしたものを感じることはなかった。というのも、マニアの延長線ではなく、元パイロットということもあって、専門性よりもいかにして「お客様に語っていくか」という目線があるのだ。

    そのため、本書を一読して航空機の機内誌の1ページを収録したような感覚を味わえる。もっともそれゆえに、マニアックなものを求める人には物足りないものに思えるかもしれないが、もともとマニア受けするのが一種の過剰包装なのだ。それを改めるいい機会だと思ったほうがいいのかもしれない。

著者プロフィール

航空写真家。1972年東京生まれ。世界中で旅客機を撮影。世界で最も多くの航空会社に搭乗したというギネス記録保持者でもある。

「2019年 『新 飛行機100点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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