関門の近代《二つの港から見た100年》

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863291478

作品紹介・あらすじ

軍港・国際貿易港として発展してきた門司と下関、二つの港は近代化をどのように見てきたのか。
関門鉄道トンネル(世界初)、関門国道トンネル(車道と人道)、関門大橋、新関門トンネル(新幹線)、関門連絡船という6つの連絡路をもつ門司と下関。この二つの港=関門港が明治日本の近代化にいかに重要な役割を果たしたのかを描いた一冊。明治22年の門司港築港に始まる黎明期から昭和戦後の高度経済成長期までを中心に、人と物資の一大交流拠点・国際貿易港として発展していくようすを現地調査と聞き書き、文献の分析をもとに克明に紹介していく。近代化遺産の宝庫でもある関門エリアをより深く知るための書。

著者プロフィール

1962年、山口県宇部市生まれ。著書に『戦争歌が映す近代』(葦書房)、『ハワイに渡った海賊たち』『井上馨〈開明的ナショナリズム〉』『靖国誕生〈幕末動乱から生まれた招魂社〉』『鮎川義介〈日産コンツェルンを作った男〉』『関門の近代〈二つの港から見た100年〉』『寺内正毅と近代陸軍』(以上、弦書房)などがある。

「2021年 『村野藤吾と俵田明 革新の建築家と実業家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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