メタファー思考は科学の母

著者 :
  • 弦書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863291577

作品紹介・あらすじ

「科学」と「文学」の対立を越えて。
言語習得以前の思考=メタファー(隠喩)思考なくして論理も科学も発達しない。もともと脳に備わっているといわれるメタファー思考が科学的思考へと発展するためには、「文学的思考」が最も重要で、すべての思考の基礎に「文学的思考」があることを脳科学、認知科学、発達心理学、精神分析の観点から多角的に説く。昨今の教育界の「科学」を重視し「文学」を軽視する風潮に警鐘を鳴らす。

著者プロフィール

1948年鎌倉市生まれ。1975年東京大学文学部倫理学科卒、在学中にフランス政府給費留学生としてフランスに2年滞在。1980年同 大学院比較文学比較文化博士課程単位取得満期退学。静岡大学講師、バルセロナ、リマ、ブエノスアイレス、パリで教えた後、 1995年福岡大学人文学部教授。2016年退職、名誉教授。佐賀県唐津市で「からつ塾」の運営にも当たる。
著書は『精神分析の都』(作品社) 『福沢諭吉のすゝめ』(新潮選書) 『ユダヤ人の思考法』(ちくま新書) 『正宗白鳥 何云つてやがるんだ』(ミネルヴァ書房) 『メタファー思考は科学の母』(弦書房)『科学と詩の架橋』(石風社)など。

「2023年 『石を巡り、石を考える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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