- Amazon.co.jp ・本 (120ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863420335
感想・レビュー・書評
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キーワード ASD当事者/イラスト/あるある
東田直樹さんの自閉症の僕が飛び跳ねる理由以来の「ASD当事者」がその感覚を言葉で表現された著書を読みました。
自分の身体すらも見えない部分は把握できずよくぶつける、道に迷うのは行きで手がかりにしていた目印や標識が帰り道はまるで違う風景になって見えるのが原因、服のタグの苦手さ、視覚情報がどれだけ重宝するな等、頷ける内容ばかりでした。
自分も重なる部分がたくさんあり、「あるあるー」とモヤモヤしたものを言葉にして下さり感謝です。また、皆んなが同じ感覚だと思っていたことも実はASD特有のものだったりするという指摘は大きな気づきにつながりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
福島医大蔵書検索
https://www-lib.fmu.ac.jp/opac/ja/search?searchmode=complex&target=local&isbn=9784863420335
この本には筆者の小道モコさんの経験に基づいて、自閉症スペクトラムの方の特徴が書かれています。
どんなことが好きか、苦手か、どんな視点で世界を見ているのか、様々な観点から自閉症スペクトラムの方について理解を深めることができます。
実際にその方が見ている世界がイラストで説明されており、とても読みやすい本になっているので、自閉症スペクトラムについて興味を持ち始めた方におすすめです。 -
【学内】
https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=2948
【学外】https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?id=2948
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CL 2022.6.7-2022.6.10
自閉症当事者の作者が自閉症についてイラスト付きでわかりやすく解説している。
今までにも自閉症当事者の方の本を読んだこともあるし、自閉症について少しは勉強もしてきたけど、この本は格段にわかりやすい。自分に当てはまることもあるし、そうなんだ!と目から鱗のこともある。
現実の環境ですぐ近くに自閉症の方と関わりを持っているわけではないけど、NASDの人であれ、相手を理解するための基本的なことを教えてくれる。 -
ASDである小道モコさん自身の当事者研究。絵と言葉と精神科医の解説で15エピソードあり、改めて特別支援をする難しさを考えさせられた。
「困難をかかえている子が、 今、 何に困っていて、 どんな気持ちでいるのか、気持ちに寄り添う」ために ASD の人たちの感じ方 考え方を理解することは絶対に必要な前提条件です。それを抜きにした支援は、ASDの人たちにとってはむしろ耐えがたい苦痛である。 -
4 「障害」はどこにある。ヒトの中? それとも……?[安達潤先生] 2
【ブックガイドのコメント】
「自分語りで伝えられる体験世界のちがいが、互いをつなぐ環境の在りようを教えてくれる。」
(『ともに生きるための教育学へのレッスン40』66ページ)
【北大ではここにあります(北海道大学蔵書目録へのリンク先)】
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001588272
【関連資料(北海道大学蔵書目録へのリンク先)】
・(第2弾)『あたし研究 2』2013年発行
https://opac.lib.hokudai.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2001588272 -
あたし研究。小道モコ先生の著書。自閉症スペクトラムの当事者でもある小道モコ先生がご自身の体験をふまえて書いているので、わかりやすくて共感を覚える内容が満載です。自閉症スペクトラムや障害に対する理解を深めることに役立つ良書です。イラストもかわいいです。