赤いバラは散らない―英国労働党の興亡

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  • 一藝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863591134

作品紹介・あらすじ

「ヨーロッパの島国」の決断は、対岸の火事ではない。日本政治が手本と仰ぎ続けた議会制民主主義、そして、二大政党制の一翼である《イギリス労働党》の変転をたどり、未来を模索する意欲作。戦後の混乱の中で「福祉国家」のモデルを掲げ、その後の多くの国々に国家経営の原型を提示したのが労働党であり、一方で、党内抗争に明け暮れ、強すぎる組合の影響によって一般国民の支持を失い、新自由主義の猛追にさらされたのも労働党である。戦後70年それぞれの時代に、何が成功し、何が失敗したのか。どんな視点があり、どんな視点が足りなかったのか。《赤いバラ》(労働党のシンボル)の盛衰を検証し、確認することで、「もう一つの島国」である日本の政治と社会、国家と個人のあり方に強い示唆を与える好著。

著者プロフィール

1950年生まれ。早稲田大学大学院政治経済学研究科博士後期課程修了、早稲田大学政治経済学術院教授。専攻は政治学・政治コミュニケーション・イギリス現代政治。著書は『誰が政治家になるのか』(共著/早稲田大学出版部)、『リーディングス政治コミュニケーション』(共著/一藝社)『現代メディアと政治』(一藝社)ほか多数。

「2016年 『赤いバラは散らない ―英国労働党の興亡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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