提案前夜 (新鋭短歌シリーズ3) (新鋭短歌 3)

著者 :
  • 書肆侃侃房
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863851139

作品紹介・あらすじ

前夜を生きる。<br>廃墟と化した現代短歌に、この青年は<br>何を提案しようとしているのだろう。<br>加藤治郎(解説より)<br><br><br><自選短歌五首><br>全身が痺れるような提案のキラーフレーズ浮かばぬ夜は<br><br>配管のうねりを闇にみるばかりみな吊革に腕を垂らして<br><br>たましいのごとき一枚ひきぬけば穴暗くありティッシュの箱に<br><br>ひとりぶんの灯りの下でキーに打つ変更後機器明細三〇〇〇行<br><br>追い越してゆく追い越してゆくタクシーは真夜の光を追い越してゆく<br>

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著者プロフィール

1975年 神奈川県に生まれる2001年 駒澤大学大学院修了(専攻社会学)2008年 未来短歌会入会、加藤治郎に師事2011年 未来賞受賞コンピューターメーカーにて営業職に従事。名古屋市在住。

「2013年 『提案前夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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