羽虫群 (新鋭短歌シリーズ26)

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著者 : 虫武一俊
  • 書肆侃侃房 (2016年6月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863852242

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羽虫群 (新鋭短歌シリーズ26)の感想・レビュー・書評

  • 武一俊 短歌 いっときの関係として雨の日に硬貨を渡し傘をいただく 走りながら飲みほす水ののみにくさいつまでおれはおれなんだろう 飲み込んだ言葉がきっとあるはずのカウンセラーよ駅まで雨だ 冬の日のプールのような色だろう風呂まにこのままおれを煮出せば ドブ川に落ちたばかりのオレンジがまぶしくてまぶしくて逃げたい 川に来れば川を眺めることになりことさらになにを知りたくもない したたっていただけなのに液体と定義をされて液体のおれ #返歌 ふわついていただけだから気体だと定義してみる稀薄な空間

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羽虫群 (新鋭短歌シリーズ26)の作品紹介

【おれの生きかたを、笑え。】
この歌集は、とかくしんどいこの世を生き抜くための、
最も力弱く、最も魅力的な武器だ。
(石川美南)


[自選短歌五首]
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