人殺しは夕方やってきた マルレーン・ハウスホーファー短篇集

  • 書肆侃侃房
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863856219

作品紹介・あらすじ

山の中でたった一人、壮絶なサバイバル闘争を繰り広げる女性を描いた長篇小説『壁』で、世界を震撼させたマルレーン・ハウスホーファー。
多くのフェミニスト、作家たちに影響を与えた彼女の、知られざる短篇小説名作集がついに邦訳!


収録作はオーストリアの村で生まれ育ったマルレーン・ハウスホーファーの少女時代を彷彿させる。共に暮らした人々や動物たち……そして、平和な暮らしを一変させる戦争の影。
文学ムック「たべるのがおそい」vol.4収録の「さくらんぼ」「雌牛事件」「フォン・ガイエン氏の夜の出逢い」ほか、かなしみにユーモアをまぶした切なく心あたたまる作品集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • Marlen Haushofer und Otto Jungmair – Ihre Wurzeln in Molln
    https://www.molln.cc/museum/dichter/literatur.htm

    奇妙な世界の片隅で 静謐なサバイバル  マルレーン・ハウスホーファー『壁』(2017/05/13)
    http://kimyo.blog50.fc2.com/blog-entry-715.html

    Vol.2 ドイツ文学者・翻訳家 松永美穂さん | 通訳翻訳ジャーナル(2023.05.23)
    https://tsuhon.jp/translation/interview/shelf2/

    Aki Miyajima
    https://akimiyajima.com/

    『人殺しは夕方やってきた』マルレーン・ハウスホーファー|海外文学|書籍|書肆侃侃房
    http://www.kankanbou.com/books/kaigai/0621

  • 少女時代の話は、時にユーモラスで温かみもあって、クスッとさせられたりする。それに比して戦争下の話は、苦さが滲む。彼女自身の、そして人生の複雑さを感じる。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1920年生まれのオーストリアの作家。ウィーンとグラーツの大学でドイツ文学を学び、夫と二人の子どもとともにシュタイヤーで暮らし、1970年に亡くなった。オーストリア文学史における非常に重要な女性作家の一人とされる。シュニッツラー賞やオーストリア国家賞(文学部門奨励賞)を受賞している。没後、代表作『壁』が世界的に有名になった。

「2024年 『人殺しは夕方やってきた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マルレーン・ハウスホーファーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×