江戸の怪談 (静山社文庫)

制作 : にほんの歴史★楽会 
  • 静山社
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本棚登録 : 19
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863892170

作品紹介・あらすじ

一途に思う女の心「女の一念」が起こす怪異、親の悪行が子へめぐる「因果応報」の恐怖、予期せず現れる異形の「妖怪変化」たち、身近な動物が魔物に変わる恐怖「動物変化」など、江戸の人々が出合った「コワーイ話」と、思わず笑ってしまう怪談を厳選45話収録。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい。怪談、とはいうものの、むしろほのぼの。

  •  江戸の怪談を集めて現代語訳した本である。
     ですます調で整えていて、元の文をうまい具合に訳しているようで、味わいのある文も少なくない。
     漢字の読みも多く加えていて、地名にもそのつど現在の地名が補足されている。必ず挿し絵も付けている。丁寧な仕事だ。

     内容的にはシンプルなものが多く、勧善懲悪や仏教説話がほとんどだ。それだけに後を引かず、するすると読みやすい。
     良い選集である。星五つと評価したい。

  • 挿絵も入ってるし、文章も古い感じではなくて新しく読みやすい感じにしてあるので、すいすいと読めます。
    内容に関してはまぁありがちというか王道というか…。
    目新しいようなのはなかったけど、こういった話をあまり知らない人には入門としていいんじゃないかと思います。

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著者プロフィール

2010年、「分かりやすく、楽しめる歴史コンテンツ」の制作を目指して設立された書籍・アプリの企画制作集団。編著書に『平清盛人生劇場』(電子版/アリギリス刊)など。

「2021年 『江戸の怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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