- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863892804
作品紹介・あらすじ
洞窟へ追放されたドールは世界じゅうの人々の訴えに耳を傾けることになった。もっと、もっと多くの時間がほしい…!人類史の始まりのころに生を受けたドール、現代を生きるティーンエイジャーのサラ、病をわずらう大富豪の老人ヴィクター。三人はそれぞれの時を生きていた。天界の老人が、ドールに不可思議な砂時計と、ある使命を与えるまでは…。それは時をめぐる物語の始まりだった。
感想・レビュー・書評
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時間という概念に初めて見つけた人間の罪と罰。
時間が欲しい人たちを救うことで、彼はやっと自由を手にできるのか。
時間を大切にするとは、こういうことなんだよね、と納得できます。
読後感がとても気持ちいい。
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もっと時が欲しい(生きたい)ご老人がいればもう時はいらない(死にたい)少女もいたりします。人生は複雑ですね。
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ミッチ・アルボム最新作
時の番人
時間という仕組みを作りだした人という設定の大昔の人が
タイムワープして未来にやってきて、困難苦しめられて道を踏み外してしまうところを、何とか説得に成功して二人の人を救っていくお話。
表現したい事はなんとなくわかるけど、砂時計のところが
イメージできなくて理解に苦しむ。イラストなり挿絵が多めに入っていたら、もっとよかったのではないかと思う。
大昔の伝染病が何だったのか?
気になる。 -
すごく読みやすくて面白く読めた。ファンタジー。モリー先生のミッチ・アルボム作。
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時間を支配しようと願う事の愚かさについて
時間と言う概念はどうやって生まれ
世界は時間に支配される様になったのか
時の番人ドールが生まれるまでの話
現代を生きる時間に悩む2人
自分の人生を伸ばそうとするヴィクター
自分の人生を終わらせようとするサラ
大切だと思っていたものよりも
大切なものがあると言うことに気づく物語
もっと時間があれば、昨日に戻れたら
時間は未来から過去へ絶え間なく流れていて
止めたり戻すことは出来ないと解っていながら
どうにかならない物かと思案する
時間に支配されない世界 想像がつかない -
時間に関するファンタジーで読みやすく、すらすら読めます。所々深く考えさせられる言葉や、切なくなったり、登場人物3人の気持ちがすんなり伝わって来て良かったです。現代にすっぽり埋もれていると、ちょっと読むのに頭の切り替えが必要かな。それにしてもイーサン。facebookに載せるなんて最っ低!
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やっぱりの・・・
そうですか~~ -
時間という概念が無い世界で時を数え始めたことが、天界の怒りに触れ、洞窟に閉じ込められたドール。彼には地上の人々の叫びが聞こえるようになる。現代に生きる恋する女の子、病をわずらい余命いくばくも無い老人。ある日、天界の老人が、ある使命を言い渡したことで、ドールは人々の暮らす地上へおりたつ。
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うーん。なんだか切ない。
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170
2016年では50冊