ハリー・ポッターと呪いの子 第一部、第二部 特別リハーサル版 (ハリー・ポッターシリーズ)

  • 静山社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863893467

作品紹介・あらすじ

8番目の物語。19年後。 『ハリー・ポッターと死の秘宝』での戦いから19年が経ち、父親となったハリーが2人目の子どもをホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語です。ハリー・ポッターとして生きるのはもちろんたいへんなことだったのですが、その後のハリーも決して楽ではありません。今やハリーは、夫として、また3人の子を持つ父親として、魔法省の激務に押しつぶされそうな日々をすごしています。ハリーがすでにけりをつけたはずの過去と取り組まなければならない一方、次男のアルバスは、望んでもいない"ハリー 一家の伝説"という重圧と戦わなければなりません。過去と現実は不吉にからみあい、父も子も痛い真実を知ることになります。

感想・レビュー・書評

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  • 脚本という形式だったが、内容としてはファンなら胸踊る作品だった。セドリックが生きていたら、のifを実現したり、私みたいなハリーポッターシリーズのファンからしたら、ヴォルデモートの娘が登場したりなど、とても楽しいものだった。
    ちょっと、ロンがポンコツすぎるかな?という感じもしたが、それはそれで面白いと思う。ハーマイオニーが逆転時計をなぜ本棚に隠したのか?という理由も明確化されていたのもいいし、ドラコの葛藤シーンがとにかく胸熱だった。彼の孤独が、この作品でようやく報われたと思うと、感慨深い。また、スネイプが再びでてきたところもよかった。再び1から作品を読み返したくなるものだった。

  • マルフォイの子供がめちゃくちゃ可愛いです

  • 学校で借りて読んだらとても面白かった。本を返却した後もまた何度も読みたいと思ったので、自分でも買った。
    親になったハリーはモンペ・ポッターになっている。
    ※モンペはモンスターペアレントの意味。
    私はマルフォイ推し。

  • ハリー・ポッターシリーズ完結から、19年後のハリーたちとその息子たちの物語です。家柄にプレッシャーを感じている次男アルバスと理想の父親像がないハリー、その周りの人を巻き込んでいくおおきな闇と、友情や家族愛についての物語。舞台もあるので是非!

  • やーそうなんだよね、ハリーポッターに出てくる登場人物って聖人じゃなくて、すごく人間くさいんだよな。
    ハリーも頑固で自己愛が強くて傲慢なただの人間なんだよなって思い出すことができて、でもそこが嫌いじゃないんだよなと思えるいい話だった。

    ハリーポッターシリーズは小学生のとき擦り切れるくらい読んでいたが、呪いの子についてだけは評判があまりよくなかったのもあって読んでいなかった。先日舞台をみに行ったのをきっかけに読んでみたくなったのだが、初めはえ、これこのト書きみたいかスタイルがあってるの?原作なの?と驚いてしまった。
    セリフが多いからか東京から米沢に向かう新幹線の中だけで読み終わってしまった。

    個人的にはジニーがやっぱりだいすき。あんなに愛情が深い人物ってハリポタシリーズ史上最大じゃないかと。

  • 感動した

  • 面白かった……。
    いや
    面白かった……。
    台本形式で絶対読みづらいと思っていたから敬遠していたけど全くそんなことはなくて、もっと早くに読むべきだった。
    ハリーポッターシリーズは何年も前に読んだきりだったから人物名を覚えてるか不安だったけど、結構覚えていて内容がスラスラ入ってきた。
    絶対また一から読み直そう。
    ハリーポッターさいこう。
    はあ面白かった。

  • 東京版の舞台を見てから読みました。舞台になかったシーンもあり、より物語を詳しく知れた気がします。
    父としての苦悩と息子としての苦悩がすれ違いぶつかり合い、そして互いが歩み寄るまでの紆余曲折に、大きな悪意が絡み合い…壮大なスケールの中に共感しやすいテーマが入れ込まれていて、最後までハラハラしながら読みました。

  • ハリーが37歳になってからの物語。
    2016年に上演された舞台の脚本が書籍になったもののようです。
    脚本なので、セリフ主体でテンポ良く読めます。
    今回はハリーの次男アルバスとマルフォイの息子スコーピウスの冒険物語。
    タイムトラベルで昔に介入することで起こる歴史の変化を目の当たりにして、元の世界に戻そうと奮闘します。
    最後のヴォルデモートの娘との闘いはポッター家、マルフォイ家、ウィーズリー家が一丸となって楽しめました♪

  • 日本で舞台されないと思い読んだけど、早く舞台観たい!

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著者プロフィール

J.K.ローリングは、記録的ベストセラーであり多数の賞を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズの著者。世界中で愛読された本シリーズは、これまで累計5億部以上を売り上げ、80カ国語に翻訳された。8部作の映画は大ヒットを記録。著者は『幻の動物とその生息地』に着想を得て、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の脚本を執筆。この作品を皮切りとして、5部作の映画シリーズの公開が始まった。J.K.ローリングはまた、『ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部』の舞台も手掛けている。この作品は、2016年夏にロンドンのウェストエンドで初演され、2018年春にはブロードウェーでも上演された。2012年、J.K.ローリングはウェブサイト〈ポッターモア〉を開設。このサイトでは様々なコンテンツや記事、J.K.ローリングによる書下ろし作品を楽しむことができる。他、一般書『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』を執筆したほか、ロバート・ガルブレイスのペンネームで犯罪小説を発表している。これまで、大英帝国勲章、レジオンドヌール勲章、ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞など、いくつもの賞を受賞してきた。

「2020年 『イッカボッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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