ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 映画オリジナル脚本版
- 静山社 (2018年12月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863894945
作品紹介・あらすじ
前作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の結末で、強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドは、ニュート・スキャマンダーの活躍により、ニューヨークの魔法議会に捕らえられた。だがグリンデルバルドは、宣言通りに脱獄し、取り巻きたちを集めはじめる。取り巻きのほとんどは、グリンデルバルドの真の計画に気づいていなかった。グリンデルバルドは、純血の魔法使いを増やし、ノー・マジの世界を支配しようともくろんでいたのだ。
アルバス・ダンブルドアはグリンデルバルドの計画を阻止するべく、ホグワーツの教え子だったニュートに協力を依頼する。ニュートは引き受けるが、その時はまだ、どんな危険が待っているのか知らずにいた。大きく揺れる魔法界。愛と忠誠心は試練にさらされ、深い絆で結ばれていた友人や家族の間にさえ、無数の溝が生まれていく。
J.K.ローリングが手掛ける2作目のオリジナル脚本には、前作同様ミナリマによる美しいラインアートが散りばめられている。本作では魔法界の歴史を形作る様々な出来事が描かれている。それらの歴史と、「ハリー・ポッター」シリーズの歴史がリンクするとき、書籍版のファンも映画版のファンも快い驚きを覚えるだろう。
感想・レビュー・書評
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ニュートスキャマンダーの壮大な物語に加えマグル(非魔法族)と魔女の恋が、、、
サイコーでした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画脚本は読んでてすごく楽しい。情景が浮かんでくるし、文章で理解が深まるし、ファンにはおすすめ。早く次の作品を観たくなる。
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ファンタビ1よりも面白さが失速している気がする。JKローリングさんは小説には向いているけど、脚本は向いてないと思う。あと、クリーデンス、取り違えられたあと、どうやって生活してたの?リタもだけど。アメリカに行ったのになぜホグワーツに入学できたのかが謎です。
翻訳も映画の字幕と異なっている箇所があるし、翻訳がおかしい部分もあり少し残念。 -
魔法議会にかけられるが、宣言通りに脱獄、
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 -
やっぱり小説で読みたいなと思う作品。脚本も素敵だけれど、小説だったらもっと素敵だと思う。
図書室 -
前作のファンタスティックビーストと魔法使いの旅の映画脚本版を読んで、
映画より分かりやすかったので(笑)
続きとして、
この黒い魔法使いの誕生も読んでみました。
なるほど、
前作よりも物語に出てくる人たちの個々性が強く出ている感じ。
でも、前作を観たり読んだりしてないと、
つながりがよくわからない部分が出てくる。
その時の説明があまりに少ない。
たぶん子供向け作品としては、
それでよしとしているんだという解釈をしている。 -
お話をちゃんと理解するため文字でも読む
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【あらすじ】
グリンデルバルドがアメリカからイギリスへの移送途中で姿をくらました。
イギリスに戻っていたニュートは魔法省や兄のテセウスから闇祓いになることを強く勧められるが、ニュートは「どちら側にもつきたくない」とその誘いを断る。
だが、脱走したグリンデルバルトの魔の手が生き延びたクリーデンスに伸びていると知ったニュートは彼を救うためにパリへ向かう。
【感想】
映画を一度観ただけでは理解しきれなかった部分が脚本で補えました。
国を行ったり来たりするので、なんとなく混乱してしまいました。
映画観賞時には、クイニーの闇落ちがショックすぎて、受け入れられなかったのですが、今回はちゃんと受け止められました。
クイニー、好きなキャラクターなんです。ティナやジェイコブの思いが届いて、眼を覚ますことを祈るばかりです。