- Amazon.co.jp ・本 (105ページ)
- / ISBN・EAN: 9784863896765
作品紹介・あらすじ
「ブロッケン」というのは、ドイツにある山の名前。毎年4月30日の夜に、悪魔と魔女が大集合するといわれる「ヴァルプルギスの夜祭り」で有名な山なんだ。この物語では、そんな山の森にすむ、ちっちゃなちっちゃな女の子ミニーが、どうぶつたちと力をあわせて、いろんな出来事をかいけつしていくよ。ミニーはちっちゃいけれど、とってもたよりになる子なんだ!
感想・レビュー・書評
-
ブロッケンの森に住んでいるちっちゃな女の子が偶然手に入れた魔女の本。
一生懸命勉強して、良い魔女になった女の子のお話。
今度こそ、タイトルと表紙からイメージした通りのお話で、ほんわか優しい気持ちになれる。
この作者さんの他の物語も読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中学年向け
あたたかな気持ちになれる。 -
ドイツのブロッケン山に、子猫くらいの大きさの、ミニーという小さな女の子がひとりきりですんでいた。ひとりといっても、なかよしのどうぶつたちもいて、さみしくはない。ある冬の日、道に迷ったハイネさんという男の人がやってきた。詩人のハイネさんは、ミニーに読み書きを教えてくれた。家にあった本を使ったのだけれど、それは魔女の本で……。
かわいらしい魔女のお話でほっこりする。翻訳された西村佑子さんはドイツの魔女について詳しい方らしい。
このお話のなにがいいかって、地名などが実際にある場所だということ。これは、ドイツの子どもたちはきっとわくわくしながら読むんだろうな。それから、料理などの名前がそのまま出てくるところ。知らない海外の食べ物、読んでいてワクワクする。ももろさんの絵もかわいい。
ドイツ語勉強中の私。原作読んでみたいし、ドイツにますます行きたくなってしまった。 -
可愛らしい魔女のお話。読みやすく楽しいお話なので、本が苦手な子にもおすすめ。中学年から。
-
2023.03.06
-
ドイツに実際にあるブロッケンという山が舞台。ちっちゃな魔女のミニーの活躍がかわいい。
-
実在するドイツのブロッケン山を舞台にした、かわいい魔女のお話。お話も絵も全体的にかわいくて癒されるし、あっという間に読めてしまうので、ミステリー小説の間に箸休め的に読むのもおすすめ笑