アブない精神科医 (晋遊舎新書 S13)

著者 :
  • 晋遊舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863917088

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  • 鬱の患者(話を聞いていて気が滅入る)の後に、統合失調症の害のない誇大妄想を聞いていると、癒される、そう。 すぐ駆け付けたり、すぐ薬を出すのがよい医者ではない。

    内部告発の本ではない。
    多剤併用などについても、データで軽く示す程度。
    新薬(製薬会社)が病気を作る
    成果主義と病院経営が現場を疲弊させる
    などの指摘。目新しくはない。

  • ■精神科医療

    A.儲けが出ない部署が儲けをひねり出そうとした結果のひとつが、薬漬け医療なのである。

    B.精神科医の診断はベテランでもむずかしいという状況を逆手に取とるような形で、シロウトに毛が生えたような医師が幅を利かせている。

    C.DSM分類というのは知らないと恥をかくけど、知っていて特をすることはない。

    D.オブサービング・エゴがデキないと精神的におかしくなる。

  • 馬場 尚平 (著)
    ちかごろ、敷居が低くなった精神科や心療内科。
    でも、その実情は問題だらけ。
    本書では、精神科(精神科医)にはいまどんな問題があるのかを具体的に検証、危ない現状に警鐘を鳴らしつつ、
    いい精神科医と良くない精神科医の見分け方、
    精神科医と患者の“適切な関係"なども探っていく。

    【目次】 第1章 精神科は医学部の落ちこぼれ
    第2章 精神科医はヘンな人たちの集まりだ!?
    第3章 精神科を蝕む成果主義という病
    第4章 精神科が出す薬はこんなに恐ろしい
    第5章 精神科医の危ないホンネ
    第6章 「新型うつ」は仮病である
    第7章 いい精神科医・悪い精神科医の見分け方

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