マザー・テレサの宗教観を伝える ―神と信仰、この世と来世、そしてミッション― (OR books)

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  • 幸福の科学出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (139ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784863953857

感想・レビュー・書評

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  • 2022/03/26
     マザーテレサ様の霊言。難しい話はお得意ではないが、これほど心の澄み切った方がおられるだろうか。
     ・祈りは「神様への電話」と。分かりやすい表現である。
     ・虚栄心を廃し、小さなろうそくのように仕事をする。情報量のある例えだが、以下のように解釈した。「ろうそく」即ちその小さな明かりによって真理を照らし伝えること。また、ろうそくであるので、次の人に火を分け与えることができる。マザーテレサ様は「神様のえんぴつ」とも表現した。
     ・「パンに対する餓えよりも、愛に対する餓え」「愛の反対は無関心である」
     ・孤独(ここでは他者に関心を持たないこと)は罪である。
     ・プロテスタントは富を愛しているように見える。そこがカトリックとの大きな違いである。また、ローマカトリック教会の上層部も今は政治家的であると批判する。
     ・「主のため、他の人々のために生きよ」「自己中心的になるな、自分のことで悩むな」
     ・現在は天国で、地獄にいる人々を導く仕事をなさっている(生前と全く同じだ)。聖フランチェスコ様、ナイチンゲール様、ヘレンケラー様などと同様の世界。
     ・天国は三層にわかれるとの解釈。低い階層は善人としてのみ生きる者の世界。中層部は霊的な力や技術を学ぶ階層。上層部は「大学の先生」のように講義をしたり知恵を授けたりする人々がいる。本物の宗教の歴史、人類の未来などについて講義をしてもらえる。マザーテレサ様は、この中層部と上層部の真ん中あたり。「天国の高校の先生」と自分を例えられる。隆法先生の仰る4次元から9次元の世界観に置き換えるとどうなるかは、正確には分からない。
     ・前世について、インドの釈尊からも教えを受け、ヴィシュヌ神を信仰していた?

著者プロフィール

初期の質疑応答シリーズ第5弾となる本書は、職業の悩みや社会問題など、個人と社会が発展・繁栄を実現するための指針が示されている。

「2021年 『エル・カンターレ 人生の疑問・悩みに答える 発展・繁栄を実現する指針』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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