上野武士と南北朝内乱――新田・上杉・白旗一揆(中世武士選書47巻)

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  • 戎光祥出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864034678

作品紹介・あらすじ

後醍醐か、尊氏か、それとも第三極か!?

鎌倉幕府の滅亡、南北両朝の分裂、観応の擾乱の勃発と、次々に上野武士たちを襲う未曾有の内乱。
血で血を洗う戦いのなか、家と領地を守るために彼らが下した決断に迫る!
新田氏、上杉氏、岩松氏、白旗一揆に参加した諸氏をはじめ多くの上野武士たちの動向を活写。

感想・レビュー・書評

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  • 南北朝期における上野武士の動向を、史料をもとに網羅的に紹介する内容。中下級武士の視点からの内乱史という側面も感じられる。白旗一揆の将軍権力に接続する性格についての考察は興味深い点だった。

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著者プロフィール

久保田順一(くぼた・じゅんいち)

1947年、群馬県生まれ。東北大学文学部国史専攻卒。専攻は日本中世史。現在は群馬県文化財保護審議会専門委員。
著書として『室町・戦国期 上野の地域社会』(岩田書院、2006年)、『中世前期 上野の地域社会』(岩田書院、2009年)、『上杉憲顕』(戎光祥出版、2012年)、『新田義重』(戎光祥出版、2013年)、『新田三兄弟と南朝』(戎光祥出版、2015年)、『上杉憲政』(戎光祥出版、2016年)、『長野業政と箕輪城』(戎光祥出版、2017年)、『上州白旗一揆の時代』(みやま文庫、2018年)、『戦国上野国衆事典』(戎光祥出版、2021年)などがある。

「2023年 『上野武士と南北朝内乱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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