栄花物語 歴史からの奪還

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864051330

作品紹介・あらすじ

〈物語〉としての読み
『栄花物語』を嚆矢とする歴史物語は、これまで文学作品と認識されつつも、「歴史書」であるともみなされてきた。しかし、『栄花物語』が〈物語〉であることの意味を真に問うため、「歴史書」という認識をいったん傍らに置いて、『栄花物語』を徹底的に〈物語〉として読み、その論理や表現の構造を明らかにする。

著者プロフィール

名古屋大学名誉教授。【専門分野】源氏物語論、初期物語表現史論、語りとテクスト理論、芸術論と文学。主要編著書に、『源氏物語の対位法』(東京大学出版会、一九八二年)、『物語文芸の表現史』(名古屋大学出版会、一九八七年)、『色ごのみの文学と王権―源氏物語の世界へ』(新典社、一九九〇年)、『物語と絵の遠近法』(ぺりかん社、一九九一年)、『源氏物語の詩学―かな物語の生成と心的遠近法』(名古屋大学出版会、二〇〇七年)、『〈紫式部〉と王朝文芸の表現史』(編著、森話社、二〇一二年)、『武家の文物と源氏物語絵』(編著、翰林書房、二〇一二年)など。

「2014年 『パロディと日本文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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