138億年の人生論

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864106481

作品紹介・あらすじ

"宇宙スケール"で考えると、人生はほんとうにスッキリするのです――。
人生の目的とは? 教養とは? 仕事とは? 人間関係とは?
宇宙の誕生から文明のゆくえまで、
138億年の時空スケールで追究しつくす
世界的惑星学者がはじめて綴る、
「知的興奮に満ちた100年人生」を送るための25講!

感想・レビュー・書評

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  • 自分にとって何が一番大事なのか、何が好きなのか、どういう人生を送りたいのかをしっかり考えることの重要性を感じた。

    安定=停滞であり、常識が覆されとされ別のものに変わることが進歩である。これまで積み重ねられてきた知識を学ぶことはもちろん重要だが、それで全てを理解した気になり思考が硬直化する事は避けるべき。という意識を普段から持っていられたらいいなと思った。

    松井さんの天才っぷりについていけないなと感じる所もありつつ、やっぱり極めてる人の言葉は説得力があり、勉強になった。

  • 宇宙の広さを日常の視点に取り入れるという考えを学び、視野が広がりました。

  • タイトルにひかれて読みましたが中身は普通のエッセーという感じ。

  • 惑星科学を専門とする科学者による人生論。
    宇宙スケールの視座に基づき、過去-現在の延長に未来があるという斉一説を離れ、隕石衝突による急激な環境変化のように「今」の状況を精一杯生きることを説く。
    確かに実際に生きることができるのは「今」しかなく、それは過去の絶対的な結果だけではないが、一方で過去の出来事に学びがないわけでも、継続性の期待値が低いわけでもなく、未来への不安や期待に意味がないわけでもないと思う。二元論が科学的態度ということかもしれないが、一方をナンセンスと切り捨てる極論は鵜呑みにしたくない。
    18-188

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著者プロフィール

1946年静岡県生まれ。
1972年東京大学博士課程修了。
複雑理工学、地球惑星科学専攻。
現在、東京大学大学院教授。
著書 『宇宙人としての生き方』
『お父さんと行く地球大冒険』(以上岩波書店)
『惑星科学入門』(講談社)
『一万年目の「人間圏」』(ワック)
『地球・宇宙・そして人間』(徳間書店)
『宇宙誌』(徳間書店)など多数。
テレビ出演・雑誌等で活躍中。

「2005年 『「人間圏」の未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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