ウズベキスタンの仏教文化遺産 (立正大学ウズベキスタン学術交流プロジェクトシリーズ)

  • 六一書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864451130

作品紹介・あらすじ

仏教の伝播過程の様相を明らかにする、ウズベキスタンの仏教文化遺産ガイドブック。
ショキルジョン・ピダエフ氏による原著『Буддизм и буддийское наследие Древнего Узбекистана』に加え、氏の最新論文を加藤九祚氏・今村栄一氏が邦訳。
さらに、立正大学の調査隊による発掘調査の写真など、最新の研究についても豊富に掲載。
本邦の書籍では初掲載となるカラテパ遺跡の壁画写真は必見。

感想・レビュー・書評

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  • <閲覧スタッフより>
    ウズベキスタンの仏教遺産について最新の研究とともに紹介しています。これらの発見によって私たちは仏教伝播の歴史を知り、当時の生活に宗教が密接に関係していたことを想像することができます。中でも注目されるのが芸術品。カラテパ寺院出土の壁画はなんとも色彩豊かで必見です!
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    所在記号:229.64||ヒタ
    資料番号:10248359
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  • あまり素人向きの本ではないかもしれません。
    ガンダーラ仏的なデザインとはちょっと違いますので、それを期待される方は要注意です。

    大体、どのような場所に、仏教遺跡があったかわかります。しかし、砂漠を掘ると、もっといろいろな場所から遺跡がでるかもわかりません(笑)。

     中央アジアの考古学の発展を期待します。

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著者プロフィール

ウズベキスタン共和国科学アカデミー芸術学研究所所長。
1947年タシケント市生まれ。1971年、タシケント国立大学(現ウズベキスタン国立大学)歴史学部考古学科を卒業。1976年、ソビエト連邦科学アカデミー考古学研究所レニングラード支部(現ロシア科学アカデミー物質文化史研究所)歴史学博士候補(Ph.D.)学位論文審査に合格。2005年、ウズベキスタン共和国科学アカデミー考古学研究所所長。2009年から現職。これまでに数多くの学術書、論文を公刊している。主な著書として『バクトリア北部のクシャーナ朝時代の集落』(タシケント、1978年)、『南ウズベキスタンの古代貨幣目録』(タシケント、1981年。E.V. ルトヴェラゼとの共著)、『ウズベキスタン考古学新発見』(大阪、東方出版、2002年。加藤九祚との共著)、『オクサスのテルメズ―中央アジアの首都』(パリ、2008年。Pierre Lericheとの共著)などがある。

「2019年 『ウズベキスタンの仏教文化遺産』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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