音楽論

制作 : 白石 美雪 
  • 武蔵野美術大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864630504

作品紹介・あらすじ

人はなぜ歌い、踊り、奏でるのか。
音楽文化、現代音楽、世界音楽という三つの視点から
音楽的事象を読み解き、比較し、思考する

音楽に通底する基本的視点を1章で示し、2章は身体を、3章では道具を手段とする音楽の表現について記述し、4章では楽譜と口頭伝承という伝播の方法について説く。5章では新しいパフォーマンス理論を参照考察し、6章ではメディアの歴史とポピュラー音楽を概観して初音ミクまで論じ、7章では意味・美術・舞台の3つの角度から音楽をめぐる想像力にアプローチした。さらに8章では音楽と言葉の関わりを捉え、9章では音楽をめぐる政策や産業までを視野に収める。

感想・レビュー・書評

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  • 横井先生の授業、好きだった。対面もオンラインも。先生の対面の授業では、「ファシリテーター」という役割を知ったり「男寺党」について取り上げられたことが記憶に残ってる。ネットで調べることに加えて、自分で時間を使って文献を調査したり、情報源の信頼性についての大切さを仰っていたなぁ。授業の中で、私の地元島根には価値ある文化がたくさんある、とも言ってくださって、なんだか嬉しかった。オンラインでは、最後の方の授業で「皆さんが内容をどう料理して提出してくださるのか、楽しみにしています。」というようなことを言われて、「料理する」という表現は自分には思いつかなかったな、いいな、と思った。

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著者プロフィール

音楽学者、音楽評論家。武蔵野美術大学教授。著作に『ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー』(武蔵野美術大学出版局、第20回吉田秀和賞受賞)、『すべての音に祝福を』(アルテスパブリッシング)、編著書に『音楽論』(武蔵野美術大学出版局)、共著に『はじめての音楽史』(音楽之友社)、『武満徹音の河のゆくえ』(平凡社)、『キーワード150音楽通論』(アルテスパブリッシング)など。NHKラジオにレギュラー出演し、朝日新聞で音楽会評を執筆している。

「2024年 『音楽評論の一五〇年 福地桜痴から吉田秀和まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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