デザインに哲学は必要か

  • 武蔵野美術大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864631013

作品紹介・あらすじ

デザインは、身体の身振り、行為の無意識を意識化し、技術と人間の関わりを観察する。哲学は物事の前提を疑い、根本から考え直し、既存の世界観や人間観の枠組を問い直す。ではデザインと哲学の決定的な違いは何か。デザインは具体物を制作する。それは実践を通して世界と人間のありさまを具体的に認識する行為である。すべてのデザインは、世界を新しく解釈する理論的実践のプロセスなのだ。

感想・レビュー・書評

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  • デザインや哲学における過去の大家の論を引用しつつ議論を進めていくかたちになっているがまったくもって一般的ではなく非常に読みにくい…
    designの本というよりはdesign-ologyといった感じ。哲学の基礎ありきで読ませる本書は専門外にはとっつきにくく、

  • ある意味本書は 一般論としてのUser Centered Designやデザイン思考に対する否定でもあり、その程度で安住するなという強いメッセージでもあると感じた。「デザインに哲学は必要か」という疑問形になっているが、哲学であり、姿勢でもあると読み解くことができる。

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著者プロフィール

日本大学通信教育部教授

「2020年 『歴史としての日教組 上 結成と模索』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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