魔術士オーフェンはぐれ旅 魔術学校攻防【初回限定版】

著者 :
  • ティー・オーエンタテインメント
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864720434

感想・レビュー・書評

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  • いつも通り情報量がハンパない。作中の登場人物たちと同様にすっきりとした心境では読み進められないのですが、その混乱混沌全部ひっかきまわすような大興奮が味わえるというかとにかく面白いのです。今回はオーフェンさんがすごくかっこいい巻!! 三姉妹ではラチェットが大活躍で、マヨールとの会話が非常に可愛らしい。ベイジットとマヨールの対比が悲しくて、次巻が怖くてハラハラする…!

  • 正面突破で大見得切る校長マジカッケーッス。戦闘描写熱い。昼行灯さんの活躍は次巻かな? 様々な角度から語られるキース観が面白い。
    ドラマCD、コギーの惚気を声で聞かされて、ぼくは、ぼくは……。終端のラストは落涙モノ。

  • 三女のラチェットが大活躍。そして、主人公はマヨールでも結構ですが、ついに拘束を解かれたオーフェンが参戦!!黒い獣の背に乗った魔王の出陣……!「お前たちに破滅を言い渡す!虎の尾を踏んだと思い知れ!」かっこいい!……と、思ったら「叫んだところで出迎えなし、か……恥ずかしいな」そんな、不発っぷりがかわいい。レキの事が今まで犬としか書かれてなかったのはこのお披露目のためですかね。短編で思った事。エドさん、実はギャグキャラなんですよね?

  • リベレーターvs.魔術学校、全面戦争。

    ビィブは妹が死んだ衝撃を受け止めきれずにいる。出来事から目を背け、魔術士であるベイジットに復讐の念を抱く。ベイジットもまた「少女を助けられなかった」と自責の念に駆られている。隊は壊滅した。ダンも行方が見えない。
    これまでいつも強気の表情を崩さず、人を出し抜くことで立ち回ってきた彼女が、何度も涙を流すのが印象的だった。
    そして最後はダンとの離別。心にくる。

    マジクとエッジ、ラッツベイン組の話は今回なし。
    代わりにラチェット周辺の物語が詳細に描かれる。
    キエサルヒマ組も合流するが、イシリーンにイザベラにラチェットにと女の尻に敷かれるマヨール君である。プレオーフェンのキリランシェロを思い出すなあ。がんばれ。

    騎士団メンバーも色々出てきたが、性格がちょっと嫌だなーと感じるのはベイジットが言う「魔術士のエリート意識」だとか、魔術士の中だけで培養されてそこから外に出ようとしない価値観みたいなのがわかってきたからかもしれない。

    オーフェンは魔王スウェーデンボリーと対決。
    というか対決できるのか…。オーフェンと魔王の関係はなんというか、不思議。
    協調と敵対を同時に進行してるような。最接近領の領主っぽい感じもある。いやみなとこ含めて。
    戦闘はどっちも強いし攻撃が派手で、読んでてスカッとした。
    天人種族合成、空を埋め尽くす魔術文字、しかもそれを奪って魔王に叩きこむとか!
    でも体黒焦げであちこちちぎれてても笑ってるんだろうなー魔王。こえー。

    『エド・サンクタムの生活』
    エド丸くなったよなー。これがあのコルゴンかと出てくる度意外に思う。
    話は英雄キャプテン・キースの隠し財宝。
    胡散臭い…まずキースが死んだっていうことからして胡散臭い。
    カーロッタ村掘ってたら穴からキースが「おや、いかがされました黒魔術士殿」とか言って体高速回転させながら出てきても全然おかしくない。
    そういう奴だ、あいつは。

    http://haiiro-canvas.blogspot.jp/2013/03/blog-post_8740.html

  • 相変わらずオーフェンはかっこいい。が…なんだかどんどん辛くなる。これ救われるの?でも秋田さんの論法は、相変わらず気持ちいいです。幸せになって欲しいなぁ…。続きが怖いわ。

  • 全巻で出揃った駒も、いまいち動きがなかったのが残念。
    コギー久々にみたなぁ。

  • 微妙に中途半端なところで次巻に続く。

  • オーフェンの爆破で登場シーンが格好良すぎて悶えてました。「キレイな構成」含めてあのシーンを映像で見たいです。
    あと、ボリーさんがMだなーって思った。何だかんだ言ってオーフェンのこと、とても気に入っているよね。。

  • とうとうラチェットのスペックが明らかに!
    そしてオーフェン自身が本格的に戦闘に参加!

    …の、ドラマCD付きの初回盤です。

    本編はいろいろとシリアス全面続きでちょっと辛い。
    ベイジット側は魔術を使ったせいで味方にもバレて居づらいし。

    ギャグ好きなので、無謀編みたいなノリが欲しい。
    「おれのかわいいいとこからてをはなせー(棒)」
    は面白かったけどw

    キース像はいったいどこに行くんだろう。
    これで彼が生きていてくれたらホント面白いのになぁと思います。

    ドラマCD感想。
    正直、アニメを見たことが無く声優も詳しくありません。
    なので声優名を聞いてもどんな声か想像できてなくて楽しみにしていたのですが、イメージしていた声と色々違って最初ビックリしました。

    オーフェンの声が思ってたよりくせがあったり、
    クリーオウとマジクの声が思ったより高く、
    レティシャがミサトさんだと…!?
    そしてサルアの声がイケメンすぎた。
    コンスタンスは思った通りに可愛くて癒されました。
    …きっと好きなキャラ補正ですね。どう考えても無謀編の方が好きでしたしw
    約束の地で はこれから聞く!

  • リベレーター&魔王スウェーデンボリーVSオーフェン&魔術師騎士団

    オーフェンシリーズの設定はドラゴン種族やら9種類の魔術やらかなり混み入っていて正直理解できないことも少なくありません。
    今度は次元渡り獣ピルグレオなる名称もでてきてもうわけがわからない状態ですが、魔術やら天人やらについて色々意見を言い合えるのもオーフェンシリーズの一つの楽しみかなあと思いました。

    今回はラチェットが大活躍回でした。ラチェの能力は予想できる範囲内での未来予想なんでしょうか。三姉妹はオーフェンの能力を少しずつ受け継いでいるようで、面白いです。しかしクリーオウの遺伝子どこいった…。
    ラチェットが涙を流す場面は可愛かったです。
    オーフェンがレキに乗ってリベレーターの船に乗り込む場面はかっこよかったです。オーフェンの魔王術の詠唱もらしい感じがして良い。
    キースは相変わらずキースなようで安心しました。

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著者プロフィール

1973年東京都生まれ。1991年『ひとつ火の粉の雪の中』でファンタジア長編小説大賞準入選を受賞し、作家デビュー。「魔術士オーフェン」シリーズが累計1000万部を超える大ヒットとなり、ライトノベル作家として活躍を続ける。一方、一般文芸、アニメノベライズ、PCゲームの脚本などにも活動の場を広げている。その他の著書に『機械の仮病』『虐殺機イクシアント』「巡ル結魂者」シリーズなどがある。

「2017年 『攻殻機動隊小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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