脱獄学園島 ハイスクール・プリズナー (TO文庫)

著者 :
  • ティー・オーエンタテインメント
2.20
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本棚登録 : 25
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864721677

作品紹介・あらすじ

都内の公立高校に通う達也には、亡き妹との約束があった。ささやかな将来の夢を抱く彼の前に、突如軍人たちが現れる。同年代の男女と共に強制連行された先は、絶海の孤島に建つ、不気味な要塞。「これより2060年度入学式を行う」。そこは問題のある学生たちの更生を目的として作られた学園だった。指導の名の下、暴力と殺戮が蔓延する毎日。いわれなき理由で投獄された達也は、難攻不落の監獄学園を攻略し、脱出できるのか!?書き下ろし脱獄サバイバル・ホラー!

感想・レビュー・書評

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  • サバイバル・ホラーもの。
    どこかで読んだことのあるような設定が多く、それぞれのキャラクターもありがちな造形に感じた。
    理事長の息子がいる…物語に初めてその噂が登場したときに、すぐに誰がその息子なのかわかってしまった。
    伏線の必要もないくらいわかりやすかった。
    いかにもな設定が悪かったのか、限られた人物だけで物語を展開させようとしたのがまずかったのかはわからない。
    ただ、あまりにもはっきりと先の見えてしまう物語は読み終わるのが辛いかもしれない。

  • 暴力が支配する孤島の学園に連れて来られた高校生たちが,島から脱出する話。
    くだらない展開の1つ1つに突っこむ気はないが,どうしても気になったのは「朝倉君,君の父親の永原省吾は・・・」
    ん?急展開!?と思いきや,次のページは「朝倉省吾」になってるし,編集しっかり仕事しろよと。

  • 良くも悪くも というか悪い方が比重大きいけどw ^^; 「バトルロワイヤル」「リアル鬼ごっこ」系統の派生(劣化)コピー作品でした
    最近コノ手の作品(不条理な強引設定から殺し合いさせられる等)がやたらと多いけど、読み応えがあると思ったのはやはり「バトロワ」だけだろうか… コレも、導入部は割と期待感を抱かせてくれるような気もしなくはなかったのに、途中からは完全に漫画のような世界に (-_-) だったらマンガでやってればいいじゃん、活字にする必要ないじゃん、とか思ってしまう。ラスボスの存在が匂わされた瞬間「コイツだろうな~」とアッサリ読めてしまう、人物造詣のバリエーションの少なさw

    途中から斜め読み 文章は小学生レベルなので、ごく短時間で読み終わる内容です まあ、決してオススメはできないんですがww

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著者プロフィール

1975(昭和50)年、東京生まれ。
立教大学卒業後、映像の世界へ。監督作『カクトウ便/そして、世界の終わり』(2007)で劇場公開デビュー。映画監督業の傍ら、『デス・ゲーム・パーク』、『木更津グラフィティ』などの脚本や小説も多数執筆。主な著書に小説『テイクファイブ 名画と愛と大泥棒』、『脱獄学園島 ハイスクール・プリズナー』などがある。
2015年、初のノンフィクション『NTV火曜9時 アクションドラマの世界』を上梓。

「2016年 『映画監督 村川透』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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