- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864880473
感想・レビュー・書評
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初めて読んだ片岡義男、ニューヨーカー短編集のような都会生活のさらっとした感じ。七つの短編が余韻を残していく
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独特の雰囲気の世界へ引き込まれる短編集。
各々のストーリーの中で繰り広げられる会話のキャッチボールが、日本の設定のはずなのに西洋風に感じられる不思議な雰囲気を醸し出しています。それぞれ独立しているのでどの話からでも読めます。7つ目の話は短編にもかかわらず再帰法になっていて秀逸。
また、度々コーヒーを飲むシーンが登場するのも気に入った点の一つです。 -
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若い頃、角川文庫、赤い背表紙の、出る度買っていたから、今でも、片岡義男は、心地よさで一杯にしてくれる。
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作家生活40周年だそうです。
片岡氏の小説と言えば「オートバイ」が私のイメージなのですが、この「短編集を七つ、書いた順」はまた違う感じでした。
書き手も読み手の私も少し年を重ねて、見える世界が変わったのかもしれません。でも好ましい短編集でした。 -
タイトルの通り、7つの短編が収録されている。サクサク読める感じが良い。あまり深く考えず、読めるのも良かった。