背骨をベッドに残して夢遊する男と、残された背骨に水をかけ骨栽培する女。詩と小説の融合を目指す、詩人の幻想小説あるいか長篇散文詩。
詩人。1951年埼玉県生まれ。詩集に『特性のない陽のもとに』(歴程新鋭賞)『風の配分』(高見順賞)『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)『薄明のサウダージ』(現代詩人賞)『美しい人生』(大岡信賞)など。大岡信の後を継ぎ、2009年から「しずおか連詩」の捌き手を務める。 「2023年 『しずおか連詩 言葉の収穫祭』 で使われていた紹介文から引用しています。」