南太平洋大決戦 3 (ヴィクトリー・ノベルス)

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  • 電波社
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864901031

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  •  歯車が狂いはじめ、あらゆることが上手く行かなる。それが日米英豪で起きている。オーストラリアで何が起きているのかよくわからない。一方、個々の事象は時系列、原因ともに明確。つまり全体を見ようとすると何が起きたのか分からなくなる。結末ですらオーストラリアの戦いがどうなったのか分からない。個々の事象は明確であるからおそらく狙ってそう書いているはずで、また、徹底して現場の視点のみで描かれているからことからもそれは分かる。ただ、やはり全体が見えないもどかしさがある。そこも狙いなのだろうが。

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著者プロフィール

林 譲治(はやし・じょうじ)
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、
幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー。
確かな歴史観に裏打ちされた作品で人気を集める。
著書は『戦艦大和航空隊』『異邦戦艦、鋼鉄の凱歌』『新生八八機動部隊』(以上小社刊)、
『帝国電撃航空隊』『超武装戦闘機隊』(電波社)、『星系出雲の兵站』(早川書房)など多数。

「2020年 『技術要塞戦艦大和 (3) 珊瑚海海戦!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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