- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910866
作品紹介・あらすじ
ニック・フューリー失脚の原因となったシークレット・ウォー、新生アベンジャーズ誕生のきっかけとなった超人専用収容施設ラフトからの集団脱獄、ミュータント人口を激減させたハウス・オブ・M、ヒーロー同士が骨肉の争いを繰り広げたシビル・ウォー、その直後に発生した第二次大戦の生ける伝説キャプテン・アメリカの暗殺事件、そして、死せるエレクトラは異星人スクラルに姿を変えた…。世界を揺るがせてきた大事件の数々、果たしてそれらの事件に関連はあるのか?あるのならばその黒幕は?その答えが明かされる時、地球は終焉を迎える…。「シビル・ウォー」の衝撃が冷めやらぬ中、マーベルユニバースにさらなる激震をもたらした話題作、ついに登場!
感想・レビュー・書評
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凄まじいとしか言いようのない大侵攻。大スペクタクルを描ききったレイニル・ユー(欲を言えばインクも彼で見たかった……)と敵と味方がこんがらがった話を遺漏なくまとめきったベンディス、大変な作。
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「ニューアベンジャーズ:ブレイクアウト」から張り巡らされた伏線により盛り上がる大クロスオーバー作品。スクラル人からの侵略の様子は非常に大規模で、人類全体で抵抗していくような雰囲気も相まって非常に魅力的。
現地では色々キャンペーンをやっていたようで、手の込んだ合成写真やイラストが多数掲載されている。
本作単体で読んでも、スクラルの特性を生かした「他社への信頼」を問いかける展開に魅力を感じる。しかしもちろんおすすめはここまでの作品を読んでからこの作品に触れることである。この作品で明らかになる事実をもってもう一度読み直すと今までの作品の見方が大きく変わってくることだろう。
今後の展開に大きくかかわる最後の変化も含めて魅力の尽きない作品である。