スター・ウォーズ:砕かれた帝国 (MARVEL)

著者 : グレッグ・ルッカ ロイ・トーマス 石川裕人

• ヴィレッジブックス (2016年1月30日発売)

感想・レビュー・書評

[shilvioさんの感想 · 2021年8月31日]

「ジェダイの帰還」の直後が舞台。
【収録】Journey to Star Wars: The Force Awakens - Shattered Empire #1-4
スペシャル収録として、1977年4月にマーベルから刊行されたSTAR WARSコミックスの第1号も収録。
　読了

[はろーすみすさんの感想 · 2016年4月19日]

『EP7』のメインキャラクターであるポー・ダメロンの母親にして反乱軍の女性パイロット、シャラ・ベイを中心に『EP6』直後の混沌とした銀河情勢を描くアメコミ邦訳。映画本編はハッピーエンドで幕を閉じましたが主君を失った帝国との闘いは続き、いつ終わるとも知れぬ後始末に精神を疲弊させていく両陣の様子がリアルです。帝国内部から抗争を主導する謎の存在、ダメロン夫妻に託されたフォースの木の行方など今後の展開にも繋がっていきそうな要素もちらほら見られ、合間を埋めるよりも新たな布石を打ちにきている気がします。イラストの美麗さに対してブツ切りな場面転換が多く、イマイチ乗り切れないのは残念でした。

著者プロフィール

●グレッグ・ルッカ［作］……2000年頃からワンダーウーマンやバットマン関連誌のライターとして活躍。『バットウーマン：エレジー』や『ワンダーウーマン：ヒケテイア』（共に小社刊）などを担当した経歴を持つ。

「2022年 『ゴッサム・セントラル：狂気と哄笑と』 で使われていた紹介文から引用しています。」