マンガでわかる 発達障害 特性&個性 発見ガイド

  • 法研
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本棚登録 : 70
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865134094

作品紹介・あらすじ

発達障害といっても、人によってかなり違いがあります。
以前に比べるとADHDや、アスペルガー症候群、ASDといった言葉はだいぶ知られるようになりました。発達障害を抱える人が非常に多く、また特性のあらわれや、困難感には、個人差が大きいということももっともっと知られるべきでしょう。
本書では、発達障害を持つ人、発達障害の傾向がある人が、自身の特性を見極め、個性を活かしていきいきと自分らしく生活していくためのステップや、考え方のヒントをマンガを多用してわかりやすく紹介しています。
『マンガでわかる 大人のADHDコントロールガイド』『マンガでわかる アスペルガー症候群の人とのコミュニケーションガイド』に続く、自分の強みを発見するためのガイド。

感想・レビュー・書評

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  •  自分をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるか?その人次第かなと思います。

  • 漫画入りの解説で発達障害特有の天然さに笑いが込み上げる部分もあった。
    ASDの人付き合いの苦手さをカバーするには真面目さを長所とする事が大切だと感じた。
    専門的な知識の大切さを痛感した。

  • 悪くはない、が薄味
    今更手に取るほどではない

  • マンガとともに文章のページがわかりやすくまとめられていて読みやすかった。
    昔から自分はアスペルガーか何かだろうと思っていた。今回、改めてASDに非常にあてはまるとわかった。もういい歳になったので生活に困るほどの辛さはなんとかしのいでいるから、今更検査や治療を受けようとは思わない。

    しかし、最近の発達障害の認知度の高まりには眼を見張るものがある。もっと前にいろいろと辛さの対処法を知っていれば、多少はよりよく生きられたかなと思う。息子に対しても、愛情表現などを改善できたかもと思うとかなり残念。
    若い頃に診断を受けようと思わなかったのは、診断がついたところで何をしてもらえるわけでもない、治るものでもないと思ったからだ。

    2015年まで精神科で事務をしていた経験から言うと、精神科の医師でも発達障害にほとんど対応できない医師が多くいた。発達障害に理解のないまま、二次障害の部分のみを診て投薬し続けていた。
    これから受診する人は、くれぐれも発達障害の専門医を選んでほしいと思う。
    今なら支援機関で相談したりサポートを受けたりすることもできるのかなと思う。

  • 発達障害(特にADHD、ASD)の特徴から、なにが問題視されているのか、ではどうすればいいのかを分かりやすく綴っている本でした。
    自分がADHDなのではないかと思っている方だけではなく、周りに発達障害の方がいる人が読むべき本です。

    【自分用の備忘録】
    発達障害自体が困難を示している訳ではない。2次障害をきをつけなければならない。
    発達障害は発達の凹凸。光と影の部分がある。

  • とてもわかりやすく勉強になった。

  • 最近、発達障害に関する本を読んでる。
    自分自身が発達障害なのではないかと疑いを持っていて、掲載されている事例や発達障害の特徴などを読みながら、自分と照らし合わせてみるが、そうであるような、ないような。
    子供の頃から生きづらさは感じていたが、医者にかかるほどでもないと思っている。
    本書の著者も、生活するのに支障をきたしてないなら大丈夫だよーみたいなスタンスだしね。
    この本で初めて、聴覚優位とか視覚優位とかいう言葉を知った。
    自分が発達障害かどうか気になって、答えを出すために発達障害関連の本を読んでいるが、大事なのは診断を受けることではなく、困難さにどう対応していくかだと著者は言う。

  • 漫画が多く読みやすい。
    発達障害でどんな行為に現れるのか。どんな検査があるのか。ただ、診断が出れば良いわけではないということも繰り返し書いてありました。
    大人の発達障害(もちろん子どもにも共通する内容ですし、将来は大人になる)について、入門書としてオススメ。

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著者プロフィール

精神科医。南青山アンティーク通りクリニック院長。
徳島大学医学部卒、医学博士。医療法人社団真貴志会・南青山アンティーク通りクリニック院長。精神科医として、成人期ADHD、ASDを始め幅広く心の病に対応している。2000年から現在までにマサチューセッツ総合病院の客員教授として9回招聘されている。2007年には南イリノイ大学の客員教授として招聘されている。著書多数。

「2022年 『マンガでわかる中高年のADHD・ASD生きづらさ克服ガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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