BL古典セレクション1 竹取物語 伊勢物語 (BL古典セレクション 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865282122

作品紹介・あらすじ

古典作品の性別を変え、ボーイズラブ化したポップな現代語訳シリーズ第一弾。
誰もが知っているはずの『竹取物語』と『伊勢物語』が、唯一無二の言語感覚でロマンチックな世界を描く作家の雪舟えまによって、全く新しい物語として鮮やかに動き出す。

竹から生まれた絶世の美少年・かぐや彦が、貴公子たちや帝の求婚をしりぞけて、惜しまれつつも天に昇ってゆく竹取物語。

数々の男たちと歌を詠み合い枕を交わす稀代のプレイボーイ歌人・在原業平の元服から終焉までを、一代記風の歌物語として描く伊勢物語。

はじめての古典、はじめてのBLにも最適な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • BL… とは? 期待値高すぎたのかもしれないけれど、竹取物語と伊勢物語の女性を男性に置き換え、BLという名に変換し筆者の解釈を加えただけかも。古文好きな方にはこれはこれでありなのかな? もう少し現代的に読みやすかったらよかったと思うのは読み手の未熟さかもしれません、が、これをBL小説コーナーに置かれると同じ罠にかかる方は結構多いのでは……?
    女性が一切出てこない、男性しかいない世界軸で描かれた物語り。続編は読まないです……ごめんなさい。

  • 男しか出てこないということで面白そうと思い手に取った。
    竹取物語と伊勢物語が収録されていて、竹取物語は面白く読めたけれど…伊勢物語は詩が多いのと、言葉のチョイスがライトすぎて合わなかったかなぁ。。そのため途中で断念。 なんだろう、もう少し現代の小説風な感じで読みたかったかも。

  • 伊勢物語の解釈が面白かった
    表紙がヤマシタトモコさん!表紙イラストのポスカ付き嬉しい

  • ★ペンネーム:サムさんのおすすめコメント★
    竹取の翁(オキナ)と伴侶の爺(ジジ)が授かったのは竹から生まれた、光かがやく かぐや彦!
    ―古典の魅力はそのままに、繊細に紡がれる新☆現代語訳―
    武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153051

  • そもそも全員男という時点で、BLではなくNLじゃん……ということに読んでから気づきました……(人間の性が男という一種しかない世界の話であるだけ)。ちょっとくだけたところもある、やさしい現代語訳というだけで、なかなか読むに耐えず、最後までよむのがかなり厳しいものでした。BLをあまり理解できてない(あるいは誤解している?)企画だなとかんじました。

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著者プロフィール

雪舟えま(ゆきふね・えま)
1974年札幌市生まれ。作家、歌人。著書に歌集『たんぽるぽる』『はーはー姫が彼女の王子たちに出逢うまで』、小説『タラチネ・ドリーム・マイン』『プラトニック・プラネッツ』『恋シタイヨウ系』『パラダイスィー8』ほか。2017年より男性カップル「緑と楯」シリーズの執筆をメインの活動としている。

「2018年 『BL古典セレクション① 竹取物語 伊勢物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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