灰と幻想のグリムガル level.8 そして僕らは明日を待つ (オーバーラップ文庫)

著者 :
  • オーバーラップ
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本棚登録 : 214
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865541144

感想・レビュー・書評

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  • フォルガンとロックス編。

    ランタはなんか思惑あるような表現だったけど、本気で殺す気の戦いはびっくりでした。
    メリイとりあえず良かったね。
    ハルヒロパーティはいろいろ乗り越えて強くなってきてるというか、連携が良くなってきてるみたいですね。
    ロックスメンバーはクセ強すぎて、うーんという感じ。


    次巻でパーティは元通りになって、オルタナに戻ることができるのか、、。

  • もっとうまく偵察できないのかと思ってしまう。
    というか物事をはっきり言えないタイプなのよね、ハルヒロ君。
    それが仲間の命を危うくするって、もう何度も経験して分かっているはずなのに。
    それにしても、人間の行動範囲結構広いのかな。
    最初の印象ではかなり追い詰められてると思ったんだけど…。

  • なんとかグリムガルに帰ってこられたハルヒロたち。
    でも拠点の町までは遥か遠くー

    この巻では初めてハルヒト以外のメンバー視点で話が進みます。
    ラストでは一堂に集い恒例の壮絶なバトルへ発展するのですが、そこまでの道筋がまたスリル満点でした。

  • 出版されてることに全く気がつかず、先に9巻を読み始めてしまって、あまりに話が繋がらなくて、やっと存在に気がついた、そんな8巻。
    ようやくグリムガル帰還ですが、なかなか楽できないですね。今回はパーティの分断とそれぞれの成長がテーマでしょうか。

  •  遂に決別か。
     が、接着剤たるメリイがいるから……。

     一方、前巻に引き続き、敵役の知性というか、人間性が、大きくフィーチャーされている。これは、これまでの、例えばゴブリンを「狩り」の如く倒してきたような単純な構図を解消し、知性対知性、ヒト対ヒトの争闘に伴う哀惜の物語に、軸をシフトチェンジしようとする意図を感じてしまう。
     そうなると、その知性に触れたランタはやっぱり決別なのだろうか……。

  • ここにきていきなり「異世界に住んでいる人の存在感」を感じてきた。
    わけわかんねぇな。
    今までそれこそWiz5みたいなダンジョンの中、ひとは住んでいるけど存在感のないNPC、としか見えなかったのになぁ。

    彼は何かあるんだろうね。腹に一物抱えてそう。

  • 苦難を乗り越えて異世界からグリムガルに戻ってきたと思ったら、またハルヒロたちに壁が立ちふさがりました。なんか苦労して異世界から戻ってきたのに、また別の異世界に飛んでしまったかのような印象を受けました。

    これまでもハルヒロたちのパーティには、たくさんの苦悩がありました。今までは一緒に乗り越えてきたのに、今回ばかりはそうもいかなくて、パーティのメンバーが各々に悩んで、考えていました。やはり特に主人公のハルヒロは翻弄されてばかりです。

    今回は分岐点の1つになると思います。今後どうなるのか、不安もあって色々と仮説を立てたりしますが、彼らにどんな物語が生まれるのか期待しています。

  • やっと戻れても大団円とはいかず、読んでて苦しい(そこがいい)。ハルヒロチームはみんな不器用なりにハルヒロを気遣ってることが分かる。なんだかんだでハーレムが構築されつつある気がして爆発。脳内でメリィに見返りを求めるハルヒロ笑った。このままラのつくゴミは脱落しないかな。

  • 話にやっと動きが。ランタの今後が気になって仕方ない。3割くらいはメリイを救おうって行動だったんだろうなぁ。

  • グリムガルに戻ってきたパーティーが、成り行きで2人×3グループに分かれての別行動。
    例によってランタが身勝手に行動した挙句に裏切りますが、
    ここまで行ったら中途半端に戻ってこずに後々最大の敵として立ちはだかる系でいいですよ。
    でもってユメに射抜かれて死んでくれ。
    不信感でギクシャクするパーティーとか見たくないし、そんな感じでお願いします。

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著者プロフィール

作家。北海道大学文学部卒。
『純潔ブルースプリング』で第7回角川学園小説大賞・特別賞を受賞。
主著に『薔薇のマリア』シリーズ、「第九高校」シリーズなどがある。

「2013年 『マイワールド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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