愛とはかくも度し難い (リキューレコミックス)

著者 : 峰島なわこ

• オーバーラップ (2020年4月15日発売)

作品紹介・あらすじ

お前が俺を好きになったら友人じゃできないこと、シてやるよ

男運がまるで無い人生を歩むゲイの一陽（かずひろ）はある日「俺だけの楽園を作る！」と一念発起し、自分好みの男たちを集めたホストクラブを作る。
幼馴染の健史（けんじ）はそんな一陽を放っておけず、自身もクラブのマネージャーとなるが…
実はもう10年以上彼に想いを寄せていた。
男にフラれる度に慰め「いい友人」を演じていたが「友人」であることを疑わず、無防備な姿を晒す一陽にもう我慢の限界で――…

報われない大人たちの、度し難い恋
描き下ろし14P収録!!

感想・レビュー・書評

[ぽなさんの感想 · 2022年10月5日]

攻めが鈍感な受けのそばでひたすら支え続ける献身的かつ健気な姿好き。受けも悪きががなく単に鈍感ていうところが憎めない。攻めの一途さが大優勝して良かった。

[ひーこにゃんさんの感想 · 2021年8月25日]

開けっぴろげでダメダメだけど運命の王子様を夢見てる一陽と、振られるたびに慰めたり襲われかけた一陽を護衛する騎士を10年も続けて恋心をこじらせてる健史。
健史の想いが切なくて感情を揺さぶられます。惚れた弱みがやっかいで度し難い。
「お前が好きだ」以外の理由で傍にいたいわけじゃない。という劇中の健史の思いは胸がしめつけられます。
自分は告白しないのに一陽が誰かに振られるたびに安堵して、頼られたりかばったりするたびに俺がいる。と想ったり。本当に恋って度し難い。