私と世界を幸福で満たす食べ方・生き方 (仏教とハーバード大学が勧めるマインドフルネス)

著者 : ティク・ナット・ハン リリアン・チェン 大賀英史

• サンガ (2018年8月25日発売)

感想・レビュー・書評

[Go Extremeさんの感想 · 2021年12月29日]

ダイエットにも活かせる仏教の理論
ダイエットの苦しみに終わりを告げよう：
肥満の苦しみと背景
解決への希望と方法
４つの真理とダイエット
ダイエットの苦しみに終わりを告げる
今、この瞬間を立ち止まって観察しよう：
マインドフルネスとは何か
マインドフルネスの４つの対象
日常生活でのマインドフルネスの実践
マインドフルネスによるダイエットの実践
マインドフル食事法：
科学的な食事法
マインドフルな食事
マインドフルな調理と食事の実例
自宅でもできるマインドフル食事法
マインドフルに食べる７つのプラクティス
日常生活に取り込む
ハーバード流・行動科学のノウハウ
マインドフル運動法：
科学的な運動のプラン
マインドフルな運動
文明の利器から離れたマインドフルな生き方
日常生活に取り込む
ハーバード流・行動科学のノウハウ
さあ、取り組んでみよう
マインドフル呼吸瞑想
マインドフルな生き方への秘訣：
自分に合ったプランを柔軟につくる
支えてくえる仲間を大切に
体と心に滋養を与える
リバウンドしないためのメンタルの管理
さあ、取り組んでみよう
体と心、そして社会が健康になる
四つの視点から栄養を捉え直す：
口から摂る栄養
感覚印象
意志
意識
力を合わせる仲間
４つの栄養で注意深く自分を養う
社会がマインドフルになる：
つながりを深める世界
互いに影響しながら支え合う、個人と社会
インタービーイング　2分法の先にあるもの
卒業式でのスピーチ
共感を行動に移そう
世界の変革は小さな1歩から
感謝できることで満ちている毎日
今、この瞬間から心から味わうマインドフルな生き方

[コマドリさんの感想 · 2021年12月8日]

マインドフルネスの本です。仏教の栄養のお話が面白く、ためになりました。読者を肥満と想定しているのは心外でした。

著者プロフィール

釈一行。1926年ベトナムに生まれる。禅僧、詩人、学者、人権活動家。「行動する仏教(エンゲージド・ブッディズム)」を提唱し、ベトナム戦争中の南北ベトナムの和解に尽力、1967年にM.L. キング牧師によりノーベル平和賞候補に推挙された。100冊以上の著書を世に問い、仏教の教えとその実践をわかりやすく説くことで広く知られている。
現在は南フランスのプラム・ビレッジを本拠地として、アメリカ、ドイツなど各地にリトリートセンターを設け、仏教の教えに基づいた学びと実践の指導を続けている。

「2011年 『味わう生き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」