実践! マインドフルネスDVD (体験に気づき、反応を止め、パターンから抜け出す理論と実践)
- サンガ (2019年12月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865641653
感想・レビュー・書評
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気づいている自分に気づく。
瞑想中の痒みや痛みや身体の歪み、雑念が湧いてる自分やそれに対する感情、周囲の雑音などなど、それらに気づいていると、自分で客観的に認識する。それらの事に拘泥せずにただ認知する。
初めてマインドフルネス瞑想関連の本を読んだこともあり、個人的には精神的や心理的な難しい理論の内容だったが、DVD解説もあって理解しやすかったと思う。
読む前は、呼吸のしかた、何秒吸って何秒吐いてみたいなのが大事と思って自己流で瞑想していたが、そんな事は一切講義されてなく、逆に呼吸に気を取られてしまうのでそれは気にしない方が良いという事を知りなるほどと思った。
あとは、実践を日々重ねて身をもってより深く理解したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『実践!マインドフルネス』に最新理論が加わり、DVDがついてさらにパワーアップされた新刊が出ました。
著者の熊野宏昭氏は、欧米で一大ブームを起こしているマインドフルネスを、心療内科治療に導入している医師そして心理士。
この本は、マインドフルネスについての解説に加えて、動画で効果的な実践法を紹介するダブル講義制。
先生の講義は、テキストでも動画でもわかりやすく、心をマインドフルな状態に保つためのサマタ瞑想や、自分自身を観察しながら広い範囲を俯瞰していくヴィパッサナー瞑想の実践方が紹介されます。
マインドフルネスとは、ストレスフリーの状態をさすわけではないと知りました。
ストレスがあっても、今の自分の状態をありのままに感じることなのだそう。
テキストのみの本だと、読んでわかったつもりになりますが、そこからさらに一歩進んで実際に身に着けるのは大変。
この本では、DVDを繰り返し確認することでわからない箇所をクリアにし、正しい練習を重ねることでストレスからの抜け出し方を身につけられます。
理論と実践を同時に学ぶことで、理解と体験を深めることができる一冊です。 -
【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/466111 -
理論と実践がDVDを通じながら学べた
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マインドフルネスとは、潜在意識に隠して蓋をしてしまったストレスを顕在意識まで浮上させて一回見つめてから手放すという方法なのだろうか。
概念が少々哲学的で難しかった。
瞑想によってストレスに向き合う心の強さを習得するのかな。
すなわち、逃げるな、と。
現実を見ろよ、と。
それを繰り返していくと、心に筋肉がついて跳ね返せるようになるのかな。
跳ね返していくと次第に心に余裕が生まれて、結果必要なことだけに集中できるようになるということなのだと勝手に解釈した。
実践してみて、これがマインドフルネスなんだな、と実感できたのは良かった。