ねこもかぞく ―ほんのり俳句コミック

  • さくら舎
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本棚登録 : 74
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865812213

作品紹介・あらすじ

可愛い哀歓!ねこと家族の情景!

大泣きの赤ちゃん、子どものままごと、親子の磯遊び、あうんの呼吸の夫婦、あたらしく迎える仔猫、おばあちゃんとおじいちゃん……家族のさまざまな情景を詠んだ88の俳句をかわいいコミックと解説で紹介!アルバムをめくるように愛らしいねこたちが案内する家族の情景!

感想・レビュー・書評

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  • 副題にあるように「ほんのり」する「俳句コミック」。堀本祐樹の俳句解説(?)とねのまきの漫画の組み合わせにとても癒された(爆笑場面アリマス)。

  • 俳句そのものと、その解説なのかそうでないのかよくわからいことがある堀本さんのコメントと、さらに猫が必ず登場するねこまきさんの漫画。
    その3つの要素で組み立てられている本です。
    句を読んで感じたものと、堀本さんがその句に感じたものが表れているコメントと、さらにそこに猫を絡めていくねこまきさん句の読み取り方。
    1つの俳句から違う世界が広がっているのが面白いですね。

  • マンガが良すぎて、俳句を味わうのが薄くなるので、★一個減。気をつけないと俳句読まずにマンガ読んでたりとか。はっ、いかんいかん。
    これ、学校にいれたら小学生、俳句読んでくれるかニャー?

  • 堅くない文章もあり楽しく読めるのも良かったですが、漫画と文による異なった解釈などもわかりやすくこんな解釈もあったのかと思いながら読めました。

  • 俳句の解説も堅苦しくなく楽しいが、ネコマンガ

  • 俳句を楽しみたくて購入。句→添えられた文章→漫画というコンセプトで想像力の広がりを楽しめる。田舎の祖父母との日々、たくさんの柿の木、ビールケースで祖父が作ってくれたブランコ、炭のお炬燵、鶏小屋から来た朝取り卵などの極私的な懐かしい風景を温かく回想させてくれた。

  • ねこまきさんの猫と家族のマンガが素敵で、泣きそうになった

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著者プロフィール

俳人。俳句結社「蒼海」主宰。二松学舎大学非常勤講師。2016年度、2019年度「NHK俳句」選者。著書に句集『熊野曼陀羅』(文學の森)、又吉直樹との共著『芸人と俳人』(集英社文庫)、『俳句の図書室』(角川文庫)、穂村弘との共著『短歌と俳句の五十番勝負』(新潮社)、『NHK俳句 ひぐらし先生、俳句おしえてください。』(NHK出版)、『桜木杏、俳句はじめてみました』(幻冬舎文庫)、『散歩が楽しくなる 俳句手帳』(東京書籍)など多数。
自選一句「耳は葉に葉は耳になり青葉闇」

「2021年 『東京マッハ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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