中津燎子全集1 なんで英語やるの?

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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865842289

作品紹介・あらすじ

There are を「ゼアラア」と発音する。
何度聞いても「ゼアラア」としか聞こえない……米国留学を前にした女子高校生の発音指導を頼みこまれた著者は、アメリカでは聞いたこともない発音に面くらってしまう。これではならじと発奮した中津先生はまず腹式呼吸を教える。
第五回大宅賞を受賞し、教育界に波紋を呼んだ英語教育体験記録。

感想・レビュー・書評

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  • 再購入:2019年4月12日 読了:2019年4月15日

  • 前半部分は、戦前戦後の英語教育についてなかなか興味深い体験が記されており読み進めた。しかし、中盤以降あまり主張も見えなくなり、エッセイなのか愚痴なのかが分からなくなって頓挫した。ただ一つ言えることは、今も昔も英語教育の問題点は何ら変わっていないということが良く分かった。

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著者プロフィール

1925年、福岡市生まれ。
3歳の時(1928年)に、ロシア語通訳であった父の仕事の関係で旧ソ連のウラジオストクに渡る。日ソ関係の悪化により12歳時(1937年)に帰国。戦後、福岡の国連軍にて電話交換手として勤務する。

30歳(1956年)で留学の機会を得て渡米。
在米中に結婚し、39歳の時(1965年)に一家で帰国し、夫の勤務地であった岩手県盛岡市に住む。
その後、家事の傍ら英語塾を開く。
その体験記が本著「なんで英語やるの?」である。
本著は1974年度大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

未来塾主宰(1982~1998年)、未来塾顧問(1999~2011年)。
主な著書として「未来塾って、何?」「風のシカゴ」「英語と運命」「声を限りに蝉が哭く」等。
2011年6月、85歳にて逝去。

「2017年 『中津燎子全集1 なんで英語やるの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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