残骸はあさってのほう(BABYコミックス)

著者 : エマオ

• ふゅーじょんぷろだくと (2016年7月23日発売)

感想・レビュー・書評

[ちびねこさんの感想 · 2016年9月11日]

★4.5。前の二次創作本から楽しみにしてたエマオさんのオリジナル本。
暴力、メリバ、バドエン、あまり好きではないけど、ちょっとクセになる読後感。というか、全部続きが読みたい！

女装ゲイ×精神科の医者の話がハピエンで一番面白かった。ハチャメチャなんだけどちょっぴり感動すら覚えた(お互いのお父さんに…っていうとこ)

あとは、レンタルショップ店員×ゲイビ万引きDK、ヤクザの息子で番長×ヤンキー、の話も好き。冒頭のストーカーの話が二話分あったけど、他の話の続きのほうが気になった…しかも攻めの顔はなぜあんな仕様なのだろうか。

ある程度パターンが想定できる短編モノなんかは流し読みでもいけるんだけど、この作品は先が読めないし世界観が独特なので台詞ひとつも読み飛ばせなかった。キャラも個性的で飽きずに読むことができました！今度は続きありきのお話お待ちしております！

著者プロフィール

著作に『熱を持ってはダメでした』（ジュネット）、『残骸はあさってのほう』（ふゅーじょんぷろだくと）など。@emaoinfo

「2021年 『ラヴィアンローズ バラ色の余生　１』 で使われていた紹介文から引用しています。」