本当は素朴なフランスのおやつ ~サブレ、クラフティ、フィナンシェ 飾らない気取らない 毎日食べたくなるおいしさ~

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  • Amazon.co.jp ・本 (100ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865935332

作品紹介・あらすじ

フランスのお菓子作りというと、難しくハードルが高いイメージだが、フランス人が家庭で作る「おやつ」は、実はシンプルで簡単なものばかり。材料は小麦粉、卵、バターや牛乳など基本的なものと、あとは季節の果物くらい! パティスリーに求める美しくエレガントなス
イーツとは違う、おうちで作るからこその素朴なおいしさを、人気料理家・若山曜子先生が披露します。

感想・レビュー・書評

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  • 仏生まれのお菓子はたくさん。しかも、お菓子の代表選手といえるものばかり。全体的にバター&砂糖たっぷりの濃厚なものが多い印象です。シュークリーム、エクレア、クレープ、マカロン、モンブラン、フィナンシェ、カヌレ、ミルフィーユ、マドレーヌ、フロランタン、ガトーショコラ、フォンダンショコラ、オペラ、枚挙に暇がありませんね汗 あ、クイニーアマンもそうだ。著者がパリの専門学校を受験したとき志望動機に使った言葉「お菓子の祖国」Pâtrie de la pâtisserie はあながち間違っていないと思いました。本書は特別な材料がなくても作れるシンプルなレシピ集。使うケーキ型も身近な三種類だけ。型いらずで作れるお菓子もたくさん紹介されています。材料も手間も少ないけれど、そのぶん素材をしっかり感じることができます。例えば、仏西部・ブルターニュ地方を代表するガレットブルトンヌ。名産のバターや塩のおいしさを味わうことができます。タルトタタンも材料がとても少なく作り方はシンプルですが、あめ色のりんごがなんとも美しい。他にも、卵のおいしさをシンプルに味わえるクレームキャラメル、バターの風味がたまらないブリオッシュなど。いやなこともある日々。でも、ときどき甘いものをほおばればきっと大丈夫、と著者。本当にそのとおりと思いました

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