盗んだバイクと壊れたガラス 尾崎豊の歌詞論

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865980554

作品紹介・あらすじ

衝撃の死から四半世紀、いまなお愛され、歌われ続ける尾崎豊の名曲の数々、その歌詞を分析することで、尾崎豊の歌の世界をより深く知る新たな試み!!

「最初に言葉があった」と尾崎は言う。「言葉を歌ったのが音楽になっていた」のだと。尾崎豊は、曲先行の時代にあって、珍しく歌詞を評価された書き手であった。今でも彼は、歌詞の中で生き続けている。尾崎豊を知る一番の近道は、歌詞として告白された言葉をよく読むことである。本書では、ひとつひとつの歌詞を、そこに置かれた言葉の謎を解くように、ていねいに読み抜いた。「15 の夜」「卒業」「I LOVE YOU」「十七歳の地図」「永遠の胸」「僕が僕であるために」……新たな読みの可能性を切り拓く!!

歌詞の中で生きた尾崎豊が浮かび上がる。牙をむいた孤独な青年が。
ー石原千秋(早稲田大学 教育学部教授)

著者プロフィール

1965年生。ライター。歌詞論を中心にサブカルについて論じている。歌詞論は高校教科書に掲載され、法科大学院入試でも使われた。マンガ論は韓国語に翻訳されている。著書『さだまさしのために―批評と擁護』(ベストセラーズ、1998年)、『Jポップの日本語―歌詞論』(彩流社、2002年)、『謎解き『世界の中心で、愛をさけぶ』(ライターズジム名義) (夏目書房、2004年)、『阿久悠神話解体―歌謡曲の日本語』(彩流社、2009年)、『ドラゴンボールのマンガ学』(彩流社、2011年) 他、共著書多数。

「2018年 『尾崎豊の歌詞論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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