〈フィールドワーク〉小児がん病棟の子どもたち──医療人類学とナラティヴの視点から

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866161143

作品紹介・あらすじ

本書は,小児がん病棟における患児らの言動・行動を中心に,小児がん病棟世界に関わる人々の語りと行動を記録したフィールドワークをまとめたものである。子ども同士,親,医師,ナースらのやりとりが,どのように小児がん病棟というコミュニティを構成してゆくのか。著者はナース・ステーションを基地として参与観察を行い,子どもらとの遊びとおしゃべり,親や医療者との会話を通して,その成り立ちを明らかにしてゆく。子どもたちが幸せに過ごすために見えてきたものは?
「小児がん病棟の子どもたち」(2003)に,新たにナラティヴをキーワードにした考察と,リメンバリング技法を用いた心理的支援(グリーフワーク)の章を加えた新訂増補版。

感想・レビュー・書評

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  • 「みんなで知ろう、小児がんのこと!」特設サイトでチェコの写真プロジェクトが参加 / チェコセンター東京
    https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/my-new-life

    公開期間:2022年2月15日(土)~3月31日(木)
    https://iccd2022kcmc.jimdofree.com/

    〈フィールドワーク〉小児がん病棟の子どもたち――医療人類学とナラティヴの視点から | 遠見書房
    https://tomishobo.com/catalog/ca114.html

  • 6月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    http://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003559181

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著者プロフィール

国際基督教大学大学院・教育学研究科(教育心理学専修)・博士前期課程修了(臨床心理学専攻)。
成城大学大学院・文学研究科(コミュニケーション専攻)・博士後期課程所定単位取得後退学(臨床コミュニケーション専攻)。
文教大学女子短期大学部,岩手大学等を経て,現在,山梨英和大学人間文化学部・大学院教授。
公認心理師,臨床心理士,精神保健福祉士。
現専攻: 1)臨床ナラティヴ・アプローチ(リフレクティング,リメンバリング,解決志向リフレクティング,ナラティヴ・バウム)
2)臨床人類学-精神誌作成

「2021年 『〈フィールドワーク〉小児がん病棟の子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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