月のしずく

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866210926

感想・レビュー・書評

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  • 寝ることによって、悲しみ、妬み、苦しみ等色々な負の感情が浄化されるって言うお話です。
    これらのことを「黒いかけら」と表現してます。
    これを取り除いてくれる銀色の人と、眠らない女の子が出てきます。
    女の子は寝てしまうことで、お母さんの温もりや思い出を忘れてしまうことが嫌で眠らない
    でも、変わることは忘れることがじゃない。
    その思い出も糧に明日を生きよう、そんなメッセージを感じました。

    このお話に出てくる、銀色の人みたいに黒い欠片を吸い取ってくれる人が居れば良いのにと思ってしまう。
    寝ても忘れなれない事だってあるけど、時間が解決してくれるって事なのかな、、
    私は、結構考えさせられる話だと思いました。

  • ちょっと寒いかも。ても、夢のようなお話。

  • 絵がステキ

  • 優しく語り掛けて呉れそう、、、

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    別れ、そして喪失――人生の大きな変化にむきあい、のりこえていくために。『いつでもあえる』の菊田まりこが贈る、心とからだに効くやさしい寓話

    永遠なんてないけれど、この世界できみが出会ったものは、ずっときみとともにありつづける。だから、きっとだいじょうぶ

    少女は不安で、悲しくて、眠れない夜をいくつもすごしていました。そんなある夜、目にしたふしぎな人――月の精は、少女を夜の世界へと連れ出します。そして、たいせつな人を失って、生きていくことがこわくなっている少女に語りかけます。永遠なんてこの世にないけれど、それでも、この世界で出会ったものは、自分の中にありつづけるということ。どんな苦しくてつらい夜もいつかは明けて、明日という日がやってくるということ。明日には、新しい自分がいるということ。だから、きっとだいじょうぶ。安心して、どんな夜もどんな日常ものりこえていくといい――。あたたかいイメージと言葉の奔流が、心にじんわり沁みわたっていく、珠玉の寓話。
    http://www.wave-publishers.co.jp/np/isbn/9784866210926/

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著者プロフィール

絵本作家。絵本『いつでも会える』(学研)で1999年度ボローニャ国際児童図書展にてボローニャ児童賞・特別賞受賞。100万部をこえるミリオンセラーとなる。ドイツ、フランス、スペインなど世界数カ国で翻訳。
絵本の他に、子育てエッセイや翻訳、WEB連載なども手掛ける。
著書に『あの空を』(学研)『君へのてがみ』(角川文庫)『ゆきの日 On Christmas day』(白泉社)『月のしずく』(WAVE出版)など多数。

「2021年 『ぼくたちの場所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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