「気にしい」のもやもやが消える方法

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  • WAVE出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866211664

感想・レビュー・書評

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  • 対処法も書かれています。参考になりました。

  • 自分が変えられないことを気にしていたんだと気付いた。私は人に見られたり、注目を浴びるのが苦手だ。赤面してしまうし、緊張して頭は真っ白になってしまう。人と関わることは避けて通れないし、こっちを見るな!とも言えない。しかし、ゆっくり話したり、元気に振る舞うことは自分次第で変えられる。少し前向きに生きられる気がする。

  • 「気にしい」で困ること、「気にしい」が生まれる原因、「気にしい」の心理分析、「気にしい」を逆手にとって活用する方法、そして「気にしい」の改善方法が述べられています。やはり最後の改善方法が一番読みたいところではありますが、身体的な改善方法が述べられているのは面白いと思った。

  • 自分の悩みの状態がほぼ一致して書かれていて涙が出そうになった。しかしながらその対策は今まで目にしたものばかりだった。共感してもらえた嬉しさはあったが解決する喜びはなかった。

  • もやもや対策は、もやもやを書き出す、瞑想、呼吸法など類書に書いてあることだけど、それ以前に自己分析が大事だと思った。

  • 人はなぜ周りの目を気にするようになってしまうのかの背景から、気にならないようにするための心の持ちよう、気にしいな人が採るべき具体的な行動例までをまとめた一冊。
    自分自身周りの目はけっこう気にしてしまう方なのだが、周りの目を気にすると思い込むことは、周りは常に自分に注目しているという尊大な自己チュー。人はみな自分のことで忙しく、アナタが思っているよりもアナタのことなんか気にしてないんだから、気にするなという喝破は、うん確かにその通りだなーと思いました。自意識過剰を捨てて、自分らしく自分らしく、日々を過ごしていきたい。

    ・伝統思考(このルールに従っていればOK)から、他者思考(人とのかかわりの中で判断を重ねなければいけない)に変化する中で、周りを気に掛けねばならない空気が蔓延している。

    ・ルール厳守が間違いへの不寛容を生む

    ・しつけにより、子供の心は「監視する自分」と「監視される自分」に分裂する。しつけが徹底すると「監視する自分」が優勢になり、自由な自分を束縛するようになる。

    ・子供は四六時中遠慮のない感情をぶつけ合える特権がある。その中で、立ち回り方や感情のコントロールの方法を自然と身に付けるものだが、現代の子供達は子供同士や異年齢で交わる経験が圧倒的に減っている

    ・自己水路づけ。自分自身が課したルールや習慣にしばられ、その習慣を守れないことにストレスを感じてしまう。

    ・気にしいは自己価値感を守ろうとする心理。傷つくことをきにして、傷好かないように壁をつくる。

    ・基底不安な子がとる4つの行動。①良い子にふるまう、②優秀であろうとする、③強くなることで安全安心を得る、④孤立することで安全安心を得る

    ・気にしいは「治す」のではなく「修正し、活かす」というスタンスで。

    ・目的、役割に意識を集中させる

    ・自分を押さえて相手に気を遣うことが誠実だと勘違いしている。そんな気遣いは、自分にも誠実でないし、かえって相手にも気を遣わせるという点でも不誠実。

    ・人の心は暖かいもの。自分だって他人が弱さを見せてくれたら心を開くだろうし、他人から何かを求められたら応えたいと思うはず。同じことを自分も他人にしてあげたらよい。

    ・回避行動という言い訳を自覚する

    ・自分のフィルターで相手を見て勝手な期待をしていないか注意する

    ・乱れた心を拡げない。3つの感情バイアスを知っておく。①感情の予測バイアス、予測は事実よりも課題に評価してしまう。②感情の投射バイアス、その時の感情がフィルターとなり事実を事実と見えなくなる、否定はさらなる否定を生む。③感情の反芻バイアス、感情は反芻すればするほど色濃さを増す。

    ・心に隔壁を作って、嫌な感情を閉じ込めて拡げない。1つの嫌な感情を、他の状況にまで引っ張らない。

    ・心配毎は紙に書き出して、ぐちゃぐちゃ丸めてボールにして、ゴミ箱に叩き捨ててやる。

    ・解釈力を鍛える

    ・特別である必要は無い

    ・居直ってみる

    ・70%主義、7割で良しとする

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