- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784866213347
作品紹介・あらすじ
全国学校図書館協議会選定図書でベストセラーとなった『わたしのそばできいていて』『いまのわたしにできること』の米国人児童書作家、リサ・パップによる最新作!
第3弾となる今回のテーマは「セラピー・ドッグ」。主人公のマディと前作ではまだ小さかった飼い犬のスタ―が、老人ホームで生活する人々との交流を通してまた一段、成長を遂げていきます。セラピー・ドッグになるための試験を受けるためにホームに通うマディとスター。ホームではすぐに人気者になったスターだけれど、ひとりの男性が隅で背を向けたまま、関心を示しません。いったいどうしてなのでしょうか。マディとスターはこの男性の心を開くことができるでしょうか。
感想・レビュー・書評
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『いまのわたしにできること』の続編。セラピードッグのボニーの子どものスターも、セラピードッグのテストを受けることに。
テストの場は老人ホーム。
常に落ち着いて行動できるよう練習してきたスター。
ひとり笑顔や反応が見られない高齢男性が気になるマディですが・・・。
かつてのマディがそうだったように、信じて待つことの大切さを教えてくれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『わたしのそばで きいていて』『いまのわたしに できること』に続くシリ-ズ3作目。 図書館から貰われてきた飼い犬のスタ-が大きくなり、「セラピ-・ドック」としての資格を得るために、少女マディらとともに老人ホームを訪れます。そこには、たくさんの高齢者のなかで、いつも一人で部屋の隅で沈黙したままのお爺さんがいました。 そんな人々との交流を通して、また一段と成長する少女マディの姿が描かれた、涙腺のゆるむ感動の絵本です。
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人とは一緒にいるだけで打ち解けていけるんだなって思った。だから、無理に仲良くなろうとするんじゃなくて、少しずつ関わっていくことが大事だなと思った。
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セラピードッグのテストを受けるスター。
そのために「カシの木」という老人ホームへやってきた飼い主のマディとスターは、部屋のすみにいて、何も話さないハンフリーさんと出会います。
スターは合格できるのでしょうか。。。 -
「わたしのそばできいていて」の続編
マディの成長が頼もしい。
「わたしのそばできいていて」を読んでからでないと
意味が読み取れない箇所があるのが残念。
合わせて読むととても良い絵本です。 -
動物の力ってすごいなぁと感じました。