仕事も人間関係も生き苦しい人のための 落語に学ぶ粗忽者(そこつもの)の思考

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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866213552

作品紹介・あらすじ

仕事も人生も「生き苦しい」人へ…

『教養としての落語』が話題となった落語家、立川談慶氏が落語やその登場人物のキャラクターを通して教える、生きづらさを感じている人がもっと楽に、力を抜いて生きる方法。
落語に登場する「粗忽者」には名前がついていないものが多いという。読んだ人が、「何者かでなくてはならない」という思い込みを捨て、このままの自分でいいのだと思えるお守りのような本。

感想・レビュー・書評

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  • 立派に生きるべき、何者かになるべき
    そんな思い込みは、もう手放していきましょう

    こんな言葉を、落語と一緒につたえてくれる、現代人に優しい「江戸の風」あふれる本

    ワコールで働いて、それから落語家の道を歩んだという立川談慶さんも、9年半もの前座修行を経験しただけあって、苦難の人生経験が豊富

    だからかけられる言葉があり、だから伝わる落語があります

    落語、こんど見に行ってみようとおもいました

  • 愛すべき粗忽者

    周りの人も粗忽者
    自分自身も粗忽者

    多様性が重んじられる今だからこそ、自分とは違うを分断するのではなく

    愛すべき粗忽者として見ることが大切なのかなぁと思った

    せめて自分の学級は、そんな粗忽者を愛せる環境にしたいと思った。

  • 落語に出て来る登場人物は、ほとんど発達障害と言われる人達なのでは…と思っていた。そんな人々をユーモラスに大らかに対処出来る術が落語の小噺には詰まっているように思う。

  • 落語を通じて、時代は変わっても、人間の本質は変わらないことを教えてくれる。

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著者プロフィール

落語立川流真打。著述家。1965年11月16日生まれ、長野県上田市出身。1988年慶應義塾大学卒業後、株式会社ワコール入社。営業マンとなるが、芸人の夢を諦めきれず、1990年吉本興行福岡一期生オーデションに合格し所属となる。1991年ワコールを退社、吉本興業も退所し、立川流Aコースに入門、「立川ワコール」を名乗る。2000年二つ目に昇進。師匠七代目立川談志による命名で「立川談慶」に改名。通常3年程度で二つ目になるが、前座修行10年は異例。2005年真打昇進(慶應義塾大学卒初の真打)。趣味の筋トレは50歳を超える今でもベンチプレス100㎏以上を上げる。
著作は落語家としては異色の20冊超え。『大事なことは立川談志に教わった』(KKベストセラーズ年)、『教養としての落語』(サンマーク出版)、『落語はこころの処方箋』(NHK出版)、『落語に学ぶ粗忽者の思考』(WAVE出版)、『不器用なまま、踊りきれ。 超訳 立川談志』(サンマーク出版)、『天才論 立川談志の凄み』(PHP新書)などがある。

「2022年 『武器としての落語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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