あたらしい「路上」のつくり方 実践者に聞く屋外公共空間の活用ノウハウ

  • DU BOOKS
3.33
  • (0)
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 118
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866470597

作品紹介・あらすじ

あたらしい路上=「ふだん触れ合う機会のない異なるコミュニティに積極的にアプローチし、
共通の関心ごとのもとに集う機会を編み出して生まれるもの」
公共空間を活用・発展させている実践者たちの実例&アイディア集。

多様な市民が集う屋外の公共空間をつくるには? 影山裕樹
大自然の中で野外上映を楽しむ「星空の映画祭」 武川寛幸
公園で結婚式を開催する「Happy Outdoor Wedding」 柿原優紀
停車した車両内を酒場に「京阪電車・ホーム酒場」 吉城寿栄
まちあるきツアーの醍醐味とは「まいまい京都」 以倉敬之
祭りと融合し、地域にとけ込む「野外音楽フェス」 高岡謙太郎
水辺に飲食空間を作るには?「京都の川沿い、愛知・殿橋テラス」 榊原充大
香港の路上実践「アートセンター、路上バー、ゲリラガーデニング」 江上賢一郎
野外イベントを成功させる行政手続きの心得 笹尾和宏

「路上から始まる、小さな革命の起こし方を、僕はこの本から学んだ」
馬場正尊(建築家/Open A ltd.代表/東京R不動産ディレクター)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 近年、流行しつつある屋外のイベントづくりに注目し、その事例が紹介されている図書。屋外イベントは、異なるコミュニティをつなぎ、異なる階層の人々の出会いの場をつくることができるとされる。事例では、行政への手続きなど障壁も書かれていて面白い。最後の「屋外イベントを成功させる行政手続きの心得」も屋外イベントをはじめる上で考え方がわかった。行政側も屋外イベントでは、何ができて、何ができないのか、示せるようなチラシやホームページなど作ると便利かもしれない。
    あと「まいまい京都」が紹介されている。

  • 公共のスペースの利用などを知りたくて。
    この方は「新しい骨董」という活動をしていて
    気になっている。
    本のなかで、これを自分の地域でやってみたい事例があり、良かった。全部は読み込んでないですが。

  • おとがわの台風との戦いなど、路上活用の難しさまで解像度を上げてノウハウをまとめていて面白い。

    アイデア集のあり方として秀逸な一冊。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

大正大学表現学部専任講師。“まちを編集する出版社”千十一編集室代表。編集者、文筆家、メディアコンサルタントとして、紙やウェブといった枠を超えさまざまな地域プロジェクトのディレクションに携わる。

「2023年 『移動縁で変える地域社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

影山裕樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×